イオンSIM vs IIJ SIM
こちらのスクリーンショットを見ての通りですが、通信量は上下合わせて20.91MB、時間にして4時間35分。これをヨドバシSIMに当てはめてみると、37.8円×20.91MB=約790円となります。
単純に数字だけみるとヨドバシSIMの方が安くなりそうですが、実際の使い方と照らし合わせてみるとそうも言えなくなります。
この1ヶ月間、同期は基本OFFで、メールとRSSリーダーを中心に、Webと地図を少々、といった感じの使い方をしておりました。それでこの値。「あんだけしか使わなかったのに結構行ってるなぁ」というのが正直なところです。
しかも、週1.6回ぐらいのペースだったので、ちょっと油断したら簡単に26MB(ヨドバシSIMの980円ライン)を超えてしまうでしょう。という訳で、個人的には乗り換えの意味はなさそうです。
で、本題のIIJ SIM。ここでターゲットにしているのは『ミニマムスタート128プラン』になります。当初「HW-01CでLTEは使えないしなぁ」とスルーしていたのですが、良く考えてみれば3Gでも利用でき、対応機種一覧を見てもちゃんと『HW-01C』がラインアップされております。
そうなると、イオンSIMから乗り換え候補として有力になってきます。まずはそれぞれの特徴をピックアップしてみましょう。あくまで『HW-01C』で使用することを前提としているので、LTEやクーポンの件は無視していますのでご注意を。
イオンSIM (プランA) | IIJ SIM (ミニマムスタート128プラン) | |
契約 | 店頭(即日開通) | ネット(開通までのラグ有) |
料金 | 980円(定額) | 945円(定額) |
縛り | なし | なし |
通信速度 | 100Kbps | 128Kbps |
備考 | Webアクセラレータ有 |
「Webアクセラレータ有」なんて書くとすごく便利な機能が付いているように見えますが、それ以外に関してはどんぐりの背比べと言えそうです。続いて、ネットで集めたIIJ SIMの評判とイオンSIMの実体験からの体感的な部分など。
イオンSIMの大きな問題がレスポンスの悪さです。ベンチマークアプリでPINGを打ってみると4桁の値が当たり前のように出ます。一方、IIJ SIMの方は、PINGもそれほど遅くはない様子。
そして、その状況をさらに悪くしていると思われるのが「Webアクセラレータ」の存在。画像を軽量化することで体感速度を上げるという技術ですが、サーバ側で処理する必要があるため、余計な手間が増えてしまいます。
確かにイオンSIMでの通信はレスポンスの悪さを感じます。雰囲気としては、データ流れてくる→一時停止する→データ流れてくる、の繰り返し。テンポがよろしくありません。
一方のIIJ SIMでは、比較的にスムーズにデータが流れてくるとのこと。速度的にもイオンSIMで100Kbpsを超えることはめったにありませんが、IIJ SIMなら128Kを下回ることが少ないのだとか。
概ねIIJ SIMの評判はよろしい感じです。が、総じて「今のところは」という注釈付き。ユーザ数の増加がどう影響してくるのか? それが問題なのでしょう。こればかりは誰にもわからないのが困ったところです。その辺を無視できるほどの圧倒的な差があれば、サクッと乗り換えてしまうのですが...。
ここまで引っ張っておいてアレですが、「様子見」が正解なのかもしれません。しばらく待ってみてIIJ SIMの評判が落ちないようなら乗り換えてみようと思う今日この頃でした。
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