[Nexus7] 2A充電対応のUSBケーブルを試してみる
30%ほど残量のある"Nexus7(2012)"を充電した際のデータなのですが、見ての通り最大で1.71Aもの電流が流れました。充電状況により電流値は変化するので、この数字が一定して続く訳ではではありません。一応、念のため。
USB-ACアダプタにはAsusの純正品を使用しています。ちなみに、写真の計測機器はセンチュリーの"CT-USB-PW"という製品で、こちらの投稿にて紹介しておりますので、参考までにご覧いただけますれば。"CT-USB-PW"自体は良く使用しているのですが、こんな数字は初めてです。
いつもの充電と異なるのは、タイトルにもあるように特別なケーブルを使用した点。そのケーブルというが、エレコムの"MPA-AMB2A"シリーズ。ケーブル長のバリエーションには0.2m/0.8m/1.2mの3種類があるのですが、今回は充電時に有利になりそうな最短の0.2mをチョイスしてみました。
こちらはデータ転送にも対応しておりますが、充電専用の"MPA-AMBC2A"というシリーズもあります。型番がよく似ておりますのでご注意を。
いずれのケーブルも2Aまでの電流に対応するというのが売りで、1.5A超の出力が可能なACアダプタやモバイルバッテリと組み合わせることで、超急速充電が可能になるのだとか。
その謳い文句を鵜呑みにしたわけではないのですが、どれほどのモノか気になったので購入してみた次第で。
なお、500mA以上の電流を流すためには専用のUSB-ACアダプタを使用するか、特殊な充電専用アダプタ(またはケーブル)を使用する必要がありますのでご注意を。詳しくはこちらの投稿をご覧いただけますれば。
こちらが"MPA-AMB2A"で24%→100%を充電した際のグラフ。時間にすると1時間47分で充電が完了しました。
また、損失が発生する可能性もあるため、このデータを記録した時には"CT-USB-PW"を外しておきました。
普段はバッテリ残量が30%になった時点で充電するようにしているのですが、純正USB-ACアダプタ+純正ケーブルでも調子が良ければ2時間少々で充電が完了します。けれども、3時間程度かかる場合もあり、あまり安定しません。
数回試しただけですが、"MPA-AMB2A"ならばコンスタントに1時間40分程度で完了します。充電に関してはなかなかのスグレモノである様子。なのですが、少々のデメリットもあったり。
こちらは、"MPA-AMB2A"と純正ケーブルの比較。太さは純正品が3.22mm、"MPA-AMB2A"が4.56mmでした。触ってみると、中身がぎっしりと詰まっており、これなら電流も流れやすそう。
そのためか屈曲性が犠牲になってしまったようで、曲げづらく取り回しが非常に悪くなっております。
特に、"Nexus7(2012)"の場合、microUSB端子が一般的な向きと異なるため、コネクタを半回転させる必要があるのですが、それすら困難なほど。今回試したのが20cmという短いタイプだったため、余計にそう感じるのでしょう。
充電性能は非常によろしいので、ここはひとつ割り切って家庭やオフィスなどのUSB-ACアダプタ専用として据え付けて使用するのが正解かもしれません。
そんな"MPA-AMB2A"ですが、エレコムの製品なので家電量販店などでも購入可能かと思われます。が、通販のお求めであれば楽天市場やAmazon.co.jp辺りをチェックしてみるのもよろしいかと思われます。
コメント
Nexus7の充電に関して調べていたところこちらに辿り着きました。
最大電流が1.7Aとのことですが、平均的にはどの程度の電流なのでしょうか。リアルタイム電流の値を教えていただけたら嬉しいです。平均というか最も多く表示されている値と言えば良いのでしょうか。
では突然ですが失礼します。
Mizo