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2013/09/08

[Android] PCのキーボードとマウスを共有してみる

PCのキーボードで入力しました
Google Playにて"ShareKM"というアプリが公開されております。これは、Windows PCに接続されたキーボードとマウスを共有し、スマートフォン/タブレットの入力デバイスとして使用可能にするというモノ。

うっすらと興味はあったものの、それほど強い動機もなかったのでスルーしておりました。なんとなく試してみたら結構面白かったので軽くご紹介など。

本アプリでは、Windows PC側のサーバソフトと連携することでその機能を実現しています。もちろん、PC用のソフトも公開されており、無償でダウンロード&インストール可能。PCとAndroid端末の接続にはWi-Fi/Bluetooth/USBに対応しております。それぞれの特徴は以下の通り。


■Wi-Fi接続(要root)
この方法では、PCとAndroid端末がルータを介して通信を行います。なので、LAN環境が必須となります。Wi-Fi接続ですがアドホックではないので、PCとAndroid端末のどちらも普通にインターネットが利用可能。

すでにLAN環境が整っているなら簡単お手軽なのですが、自分が管理者でないLANの場合には使いにくい(あるいは使えない)方法であります。

■Bluetooth接続(要root)
PCとAndroid端末の通信はBluetoothで行われるのでネットワークは関係なし。もちろん、PCとAndroid端末の双方がBluetoothに対応している必要があります。

さらに、本アプリはマイクロソフト製のBluetoothスタックにしか対応していないので注意が必要です。

■USB接続
USBケーブルを使用した接続方法。非root端末の場合、この方法しか選べません。また、Android端末のUSBデバッグをONにする必要があります。

有線接続なのでちとダサくなりますが、LANもBluetoothも不要なので気軽に使えます。さらに、充電しながら使えるためAndroid端末のバッテリを長持ちさせられるというメリットもあります。


PCにインストールされるのは、上記3方式に対応した個別の接続用サーバソフトであり、自分が利用したい接続方式に対応したモノを起動して使用することになります。それぞれに一長一短がありますが、得られる結果は一緒なので、状況に応じて接続方法を選べる訳です。

PCとAndroid端末の切り替えですが、基本的には[ctrl]+[Windowsキー]のコンビネーションを使用します。このほか、PC用ソフトの設定によりマウスポインタの動きで切り替え動作を行うことも可能。

設定はこちらで
こちらがその設定画面。Switch sideで指定したPCディスプレイの辺にマウスポインタが接触するとAndroid端末側にコントロールが移行します。

逆に、Android側をコントロールしている場合、上記で設定した辺と対象の位置にある辺に接触するとPC側にコントロールが戻ってきます。Switch sideにNoneを指定すればマウスポインタの移動による切り替え機能は無効となります。

実際に使ってみての感想を最後に。まず、マウスですが、Android端末側にコントロールが移行すると画面にマウスポインタが表示されます。ちょうどUSB/Bluetoothマウスを接続した時と同じ状態。マウスポインタの動きに関しても大きな遅延は感じません。普通に操作できます。

キーボード入力に関しては、Bluetoothキーボードを使っている感覚というのが最も近い表現かも。僅かに遅延を感じますが、とんでもなく高速にタイピングするのでなければ問題はなさそうです。

ただ、キートップのプリントと実際に入力される記号が異なるという問題があります、キーボード最上段の"!"や"$"辺りは問題ないのですが、右端にある"@"や"]"などが思うように入力ができません。手間はかかってしまいますが、IME経由で変換すればとりあえずは対処できます。

こちらはアプリ側の設定画面
入力の際には画面上にソフトウェアキーボードが表示され邪魔くさいのですが、ハードウェアキーボードに対応したIMEであれば冒頭のスクリーンショットのように画面を広々と使うことができます。

"ShareKM"アプリの設定でHW KeyboardをONにすればOK。

当方ではIMEとしてiWnnを使用しましたが、日本語⇔英語の切り替えは[shift]+[spaceキー]のコンビネーションで行えました。ちなみに[alt]+[spaceキー]を使用すると、絵文字/記号/顔文字のトグル切り替えが可能。

本アプリでは、キーボードとマウスの共有に加え、クリップボードの共有にも対応しております。このため、双方向でのコピー&ペースト行え、環境を行ったり来たりしながらの作業も快適に行えます。

さらに、別途専用のキーボードを用意する必要がなく、机上のスペースを有効に使えるのもポイント。事の是非はさておき、PCで仕事をしているフリをしながら、横に置いたスマートフォン/タブレットでツイートしてみたり、2ちゃんねるに書き込んだりすることもできます。

ベータ扱いの割には開発が停止している感のあるアプリですが、とりあえずは使える状態なので、興味のある方には一度お試し頂きたく。その便利さと軽い操作性に思わず感心してしまうことでしょう。

***Edit***
"ShareKM beta1 expired"と表示され、使えなくなった場合にはxdaにて公開されている改造版をお試しくだされ。インストールの際にはオリジナルバージョンの削除が必要となります。

正規のアップデートではなく、いわゆる野良アプリとなりますので、ご利用に関しては自己責任でひとつよろしくお願いしたく。



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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

丁度探し求めていたアプリでした
とても便利です
ありがとうございました

WHMaster さんのコメント...

xdaでも人気のあるアプリなので、開発の継続に期待したいところです。

用途がわからないのでアレですが、WindowsとAndroidのキーボード/マウス共有に興味があるなら以下の投稿もオススメです。

http://blog.hogehoge.com/2013/11/BSHSBT04BK.html

匿名 さんのコメント...

そちらの記事も面白いですね
sharekmは無線が要ルートなので金銭的に余裕ができたらそちらも試してみたいです
bate止まりなのは残念ですよね

用途はフレキシブルケーブルで頭上にスマホを構えて寝スマホです
リモートデスクトップとかをやってるんですが
おかげで一台のトラックボールで持ち替えずスマホ操作pc操作全てまかなえるようになりました

匿名 さんのコメント...

AndroidKITKATがz1で公開されたので
試してみましたが4.4.2だとカーソルが表示されないバグが有るようです
また改造版はrootをとったらUSB接続操作ができなくなるバグも…(無線はやり方がよく分からず断念)
代替がちょっと見つからないアプリなので致命的ですね

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