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2013/12/21

[Ray] Mounts2SDを試してみる

アイコンやUIもセンスがよろしいです
CM11版"LegacyXperia"を試用中の"Xperia Ray"ですが、相変わらずストレージ容量的には厳しいモノがあります。これまでは、システム標準の"SDカードに移動"ボタンを使用して地道に空き領域を確保していたのですが、少々面倒になってきました。

標準の機能とはいえ、それなりのリスクはあり、そのくせ使い勝手はあまりよろしくありません。ということで、リスクの増大はとりあえず無視し、使い勝手を良くする方向で考えてみることに。

この手のニーズに応えるソリューションとして定番なのが"Link2SD"というアプリ。けれども、CM11版"LegacyXperia"での動作が今ひとつ怪しげだったりするため、今回は"Mounts2SD"というアプリを採用してみました。

この"Mounts2SD"では、特定のディレクトリをSDカード上の第2パーティションに置き換えることができます。正確にはそういう命令が記述されたスクリプトを作成する機能を持っている訳ですが。

それで何ができるのかというと、例えば/data/appを始めとしたユーザアプリ関連のディレクトリをSDカードに置くことで、本体内ストレージの数倍にもなる領域が使用可能となったりします。

アプリとライブラリが有効になっております
その他、ライブラリ、アプリのデータ、Dalvikキャッシュなどに加え、ZRAMやSWAPの領域をSDカード上に置いたりもできます。この辺に関しては細心の注意が必要となりますので、ご利用は計画的に。

すでに話が難しくなっておりますが、実際ハードルは高く、前提条件として端末がroot化済みであること、使用中のシステムがinit.dをサポートしていること、が要求されます。

しかもインストールの準備がこれまた面倒。SDカードの第2パーティションが必須であり、これをどうにかして用意しなければなりません。

SDカードに第2パーティションを必要とするのは定番アプリ"Link2SD"も同様なので、先達のみなさまが残してくれた情報が役に立つかもしれません。第2パーティションのファイルシステムにはEXT2~EXT4、FAT(16/32)、exFat、NTFS、XFSなどが利用可能。とりあえずウチでは容量1GBほどのEXT4パーティションを作成しました。

以上の難関を突破すればあとは簡単。"Mounts2SD"アプリをインストール/起動して、"Application Settings"内の"install the script"ボタンを押してリブートすれば準備は完了です。

この段階では、まだSDカードは未使用の状態。"Mounts2SD"を起動し、画面上部のスパナアイコンをタップすると設定に入るので、その中にある"Content"で置き換えたい項目をチェックします。

ウチでは"Applications"と"Libraries"を指定しました。当初"Data"にもチェックを入れていたのですが、一部アプリが不安定になったり、動作にもたつきが見られたりしたため、"Data"のチェックは外しております。

で、"Content"の指定が完了したら、再びリブート。起動が完了したら、システム設定のストレージ項目を確認してみましょう。

アプリが合計容量を超えちゃってます
...ウチの環境では何やらおかしなことに。物理メモリが増えた訳ではないので、ある意味正しいのですが、これでは残量がわかりません。

原因はスクリプトなのか、システムなのか、どこかで何かを間違えたのか、いろいろ考えられるため、その特定には至っておりません。表示がおかしいだけのようなので、とりあえず放置の方向で。

もちろん、Titanium Backupによるバックアップ/リストア、アプリのアップデート通知・更新・アンイストールなども含め、通常使用では問題なく機能しております。

無償版の"Mounts2SD"では、一部のアプリだけを除外することはできません。が、Unlockオプション(有償)の追加インストールにより可能となります。

その仕掛けはというと、ターゲットをシステムアプリに変換することでシステム領域に置き直すという単純なモノ。メモリが厳しい端末ではあまり意味がありません。もちろん、Titanium Backupなど同じ機能を持つツールを使えば同様の結果が得られます。

また、ROMを更新する際にはスクリプトが消えてしまい、SDカード上にアプリの実体が存在するにも関わらず、システムから認識されなくなるという事態が発生します。"Mounts2SD"では、これを防止するために専用のリカバリパッケージが用意されております。

ROMの更新後にこのパッケージをフラッシュすれば、"Mounts2SD"のスクリプトを有効化することができます。例えばユーザアプリをSDカードに置いていた場合、リブート後にはそれらが以前と同じ状態で復活します。

リカバリパッケージはxdaのこちらのスレッドの1stトピックからダウンロード可能。ウチの環境ではなぜかフラッシュに失敗しますが、スクリプト自体は書き込まれるらしく、リブート後にはSDカード上のアプリが復活しておりました。

なかなかに便利なアプリなので、しばらく常用してみようかと。なお、インストールしてみようと思い立った方には、何があっても対処できるよう、アプリやnandroid、SDカードのバックアップを強くお勧めします。



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4 件のコメント:

naruto7G さんのコメント...

数少ないmunt2sdの解説を日本語でしていだ抱いて大変役だといました。
ただ一点、recoveryの焼き方がわかりません。  

cw m-recoveryでinstall-zipで焼いていいのでしょうか?

それとも母艦側のflash-tooやfarstbotで焼くのでしょうか

何分rom焼き自体始めたばっかりで、初めてづくしなので二進も三進も行きません。

どうかご指導よろしくお願いいたします。

WHMaster さんのコメント...

Mounts2SD専用のリカバリパッケージのインストールという意味でよろしいのでしょうか?

それなら、CWMのInstall zip機能を使用します。
システムを書き換える際に、Mounts2SD専用のリカバリパッケージをSDカードの適当な場所にコピーしておき、システムのインストール後に続けてMounts2SD専用のリカバリパッケージをインストールすればOKです。

naruto7G さんのコメント...

ご回答ありがとうございます。

やっぱりcwm使うんですね
やってみたのですが

AROM INSTALLER Finished...
E:Error in ダウンロード先/Mounts2SD-3.4.8_recovery.zip
(Status 0)
Installation aborted.

がで出て失敗してしまいます。

CWM-bzased Recovery v6.0.5.0
です。

何がいけないのでしょう?

WHMaster さんのコメント...

本文でも触れましたが、ウチの環境でもエラーで終了します。

が、スクリプト自体は書き込まれるようで、ROM書き換え後の最初の起動時にSDカードの該当パーティションがマウントされ、そこに移動したアプリもドロワーに表示されます。

原因はリカバリパッケージの不備であると思われます。なので、ユーザ側としてはアップデートを待つしかありません。

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