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2014/04/30

RT-USBVACを試してみる

USBデバイスの消費電力をチェック
USBデバイスの消費電力を視覚化してくれるUSB計測器。例えば、当ブログでも取り上げた"CT-USB-PW"などがあります。

電源となるUSBポートとUSBデバイスの間に挟み込むカタチで設置すれば、電圧や電流を数値で示してくれる便利アイテムです。そんなUSB計測器ジャンルの新製品として、ルートアールの"RT-USBVAC"が発売されたので早速試してみることに。

この製品では、一般的な電圧および電流に加え、ちょっと特殊な積算電流の計測も可能となっております。積算電流というのは、計測開始から終了までに流れた電流を加算したトータルな値。単位はモバイルバッテリの容量でお馴染みのmAh(ミリアンペアアワー)で示されます。

なかなかに便利なのは、USBからの電力が途絶えた場合でも、それまでに計測した積算電流の値を保持してくれる点。再び"RT-USBVAC"を使用した際には、前回計測した値からスタートし、これに加算されることとなります。

積算電流は最大19999mAhまで表示(計測)が可能。さらに、ページ切り替え機能が用意されており、最大10パターン(0~9ページ)の積算電流を個別に計測・記録することができます。また、リセット操作によりページ単位で積算電流のカウンターを0に戻すこともできます。

ただ、操作のために使用するボタンがひとつしかなく、操作は少々複雑。もちろん、マニュアルは付属するのですが、行方不明になりがちな1枚モノなので、忘備録的に記載しておきます。

なお、以下の操作を実施する場合、出力側には何も接続せず、フリーのままにしておく必要があります。本製品はUSBのバスパワーで動作するため、入力側はUSBポートなどの電源に接続します。


■ページ切り替え
ボタンをダブルクリックするとディスプレイが点滅して切り替え可能状態に。この状態でボタンをクリックするとディスプレイ上のページが0→1→2...と切り替わる。希望するページが表示されたらダブルクリックで決定すればOK。

■積算電流のリセット
上記手順でリセットしたいページのひとつ前のページに切り替えて決定。0ページをリセットしたい場合には9ページを表示させること。この状態でボタンを長押し(約5秒)すると、リセットしたいページに進んでリセットが完了。


ということで、実際に使ってみました。入力側には約15cmのしなやかなケーブルが採用されており、取り回しは良好。例えば、USBポート直結型の計測器では、USBポートの向きによってはディスプレイが見辛くなる場合がありますが、こちらはケーブルなので適当に調整することができます。

使用方法は簡単で、電源となるUSBポートなどに入力側のケーブルを接続するとディスプレイのバックライトが点灯して使用可能状態となります。あとは、出力側にUSBデバイスを接続すれば計測がスタート。

ディスプレイはリバース(反転)タイプとなっており、電圧、電流、積算電流、および現在のページ数が黒地に白文字で表示されます。切り替え操作などを必要とせず、すべての数値をひとめで読み取ることができるのも優れている点です。

なお、本体にはUSB micro Bポートが用意されておりますが、本製品では未使用とのこと。 謎機能があるのか、別製品向けの装備がそのまま残されているだけなのか、真相は不明です。

液晶ディスプレイ表示
こちらは公称容量が10000mAhのモバイルバッテリをフル充電した後のディスプレイ表示となっております。

この時は、モバイルバッテリに内蔵された過放電リミッタが動作するまで使ってから充電を開始しました。このため、ディスプレイ左下の数値(9752mAh)が入力に使用された積算電流値となります。

電流の値が0.00Aなのは、出力側に何も接続していないため。このように、出力側USBデバイスを外した後でも、入力側を接続すれば電源がONとなり、積算電流の値を確認することができます。

ディスプレイの右下に"1"と示されている通り、ここでは1ページ目の内容が表示されておりますが、一度電源が切断されるとデフォルトである0ページが表示されます。このため、前回の結果を参照したり、他のページで引き続き積算電流を計測したりする場合には、ページ切り替えを実施する必要がありますのでご注意を。

本体のデザインはお世辞にもオシャレとは言い難く、質感もプラスチッキーでチープですが、機能や使い勝手に関してはよろしい感じ。特に積算電流の計測は他の製品では見られないユニークな機能であり、便利に活用できます。

しかも、割とお値打ちなのもポイント。この手のガジェット好きにはオススメのアイテムであります。入手に関しては、直販ショップが運営されているAmazon.co.jpを利用するのがよろしいかと思われます。



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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

microUSBのメス端子ですが、
http://www.aliexpress.com/item/LCD-USB-Mini-Voltage-and-Current-Detector-Mobile-Power-USB-Charger-Tester-Meter-USB-mini-discharge/1940921126.html
を見ると、USBケーブルのテストとして入力側に挿しこんで使うみたいですね。

WHMaster さんのコメント...

情報有難うございました。さっそくチェックしてみます。

WHMaster さんのコメント...

microUSBポートは普通に入力用として使えるようですね。
いろいろなケーブルを取っ替え引っ替え試してみましたが、モノによって電圧降下が異なる様子。
なので、ケーブルの質を見るひとつの目安になるかもしれません。

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