ジェットストリーム スタイラスを試してみる
その辺が気になったので、サクッと購入してみました。本体カラーはネイビー、ピンク、ブラックと3色あるのですが、良さ気な感じのネイビーを選択。
現物を見てみると、半光沢の藍色が実に良い感じです。アルミ合金製の本体もシンプルかつシャープにデザインされており、フォルム的にも好みのタイプです。インクカラーの選択はオーソドックスな回転式となっており、中心が黒で、右にひねると赤の、左にひねると青のボールペンが顔を出します。
ペン先が最適位置まで出た際には適度なクリック感を伴ってピタリと止まります。逆にペン先を収納する場合にはそのような仕組みがないため、回しすぎて次のペンが顔を出してしまうこともしばしば。
後になって気付いたのですが、ペン先を送り出す場合には回転が少々重くなるため、それを感じた時点で回転を止めれば最適な収納状態となります。つまり、慣れればペン先を確認する必要がなくなるということ。
ボールペンとしての書き味ですが、それを記述するほどステーショナリーに明るくはないので、その辺はザックリと割愛させていただきます。
で、クリップ側の端部に装備されているのがタッチペン。これは固定式となっており常にむき出しの状態となっております。表面にはシルバーコーティングされた特殊繊維が植毛されており、見た感じも触った感じもまさにケバケバ。中身は導電ゴムと思われる素材が使われており、押すと若干へこみます。
こちらがタッチペン部分の拡大図。このケバケバがタッチパネルに触れることで微妙に広がり、押し付けなくても接触面積を確保できるのだそうな。
実際、自重でタッチパネルに降ろしただけの状態でも正確にコントロールすることができました。ウチのスマートデバイスにはもれなく液晶保護フィルムが貼ってあるのですが操作性には問題ナシ。
若干反応しづらい場所があるタッチパネル(フィルム付き)もあったりしますが、少し押し付けてあげることで問題なく使用できました。そして特筆すべきはその滑らかなペン運び。ケバケバなペン先は摩擦抵抗が非常に小さく、まさに滑るようにペン先を動かすことができます。
タッチペンとしてのフィーリングは非常によろしい感じ。ではありますが、長期的にはこのケバケバがアダとなって皮脂やホコリを集めてしまい、簡単に劣化してしまうのでは? という懸念があります。
もちろん、実際に長時間使った訳ではないので実際どうなるかは不明です。が、交換用のチップは別売品として用意されておりますので、劣化したら交換してしまえば良いだけの話であります。
総評としては、メモなどの筆記とタッチパネルを備えたスマートデバイスの両方を活用するユーザにお勧めの一品、といった感じ。どちらの機能も使いやすくなっており、デザインや仕上げも悪くはありません。なかなかにコストパフォーマンスの高い製品であるといえそうです。
メーカー品なので入手性が良いのもポイント。あえて通販するのなら楽天市場やAmazon.co.jp
***Edit***
さらに感圧式のタッチパネルにも対応させてみました。詳しくはこちらから。
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