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ソーラーパネルを試してみる

2014年10月15日  2014年11月7日 
モリモリと発電中
ソーラーパネルといっても家の屋根に乗せるような大掛かりな装置ではなく、持ち運んで使用できるコンパクトなヤツ。

最近ではいろいろな製品がリリースされておりますが、新しいモノはそれなりに進化している可能性が高いので、つい先日発売となったシステムトークスの"SunPad 10 SS-10SPD"を試してみることに。

セルには効率のよい単結晶タイプが使用されており、A4サイズ大ながら発電量は10Wクラス。出力には12V/0.8Aの4ピンコネクタと5V/1.7AのUSBポートが用意されており、USB給電に対応したデバイスならダイレクトに充電できます。

そんな"SunPad 10"を買ってみましたので、軽くレビューなど。パッケージを開いて感じたのは想像以上に薄く、そして大きいこと。厚みは4mmほどしかなく、制御装置が少々出っ張りますが、ほとんどの部分はタダの板です。

A4サイズ大とは良く言ったもので、確かにA4用紙よりも少し大きい程度なのですが、現物を手にするとやっぱりデカイ。あまり身近ではないサイズの板状物体が醸し出すボリューム感がそう思わせるのかもしれません。

制御装置はコンパクト
こちらの写真は制御装置のアップと、全体のサイズ比較。出っ張りの手前側にあるのがUSBポートなので、制御装置自体のサイズはそこそこにコンパクトであるのがわかるかと。

A4用紙を乗せてみたのが右下のカコミ部分。見慣れたサイズのモノと比較してみると、さほど大きさを感じないのが不思議なところです。

裏面はシボ加工風味で仕上げられており、それなりの高級感があります。これならアウトドアで使っても恥ずかしくないかも。問題は、このサイズの単板を持ち歩くのはどうなのよ? という点。

正直、可搬性は今ひとつですが、単板ならではのメリットもあります。例えば、立木や壁など背もたれになるような固定物があればサクッと立てかけるだけでOK。太陽の高さに合わせて角度を調整するのも簡単です。どっしりと腰をすえて使う、言うなれば静的な利用イメージでしょうか。

一方でパタパタと折りたためるタイプのソーラーパネルもありますが、これなら持ち運びも簡単。必要な場所で広げるだけで使用できます。バックパックにくくりつけて歩きながら充電、なんてことも可能。こちらは動的な利用イメージと言えるでしょう。

当方の場合、窓際に常設してモバイルバッテリの充電に使う、という静的な利用イメージだったので単板でも特に問題がなかった訳であります。

ということで実際に使ってみました。いろいろと言っておきながらアレですが、良い条件で性能を見てみたいのでアウトドアでテストを実施。

こんな好条件なかなかありません
ちょうど台風一過のタイミングだったので近所の公園まで出かけてみました。上空には雲ひとつなく、お月様が確認できるほどのクリアな青空です。

冒頭の画像がその際のセッティングとなっております。"SunPad 10"はスマホ用スタンド×2で立てかけてみました。方向は太陽に合わせましたが、仰角はスタンドが持つ機能そのまま。

ベストではありませんが、かなり良好な状態かと思われます。"SunPad 10"にはUSB電流・電圧計とモバイルバッテリを接続し、計測時間は30分としてみました。で、結果ですが積算電流で537mAhの発電を確認。

ただし、モバイルバッテリが1A程度の電流しか受け付けないので、"SunPad 10"の仕様としてはまだ余裕があるのではないかと推察されます。この辺は環境を変えて後日チェックしてみる予定。

ちなみに、同じモバイルバッテリをUSB-ACアダプタに接続してチェックしたところ30分で535mAhとなりました。モバイルバッテリの充電に関しては(好条件であれば)同等の給電能力がありそうな雰囲気です。

価格的にはリーズナブルで性能もそこそこよろしい感じなので、ソーラーパネルに興味があるなら買って損はないシロモノかと思われます。ちなみに購入したのはAmazon.co.jpのこちらのショップ。システムトークスの直販ショップなので、いろいろと安心できるかもしれません。

***Edit***
そんな訳で追試してみました。ご一読いただけますれば。



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