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自転車チェーン掃除その2

2010年8月8日  2010年11月18日 
外したチェーンのクリーニングですが、基本的には油を溶かせる液体に入れてジャブジャブやるだけです。で、どのような液体が良いかというと、真っ先に挙げられるのがコストパフォーマンスに優れる「灯油」です。

ワコーズのフィルタークリーナー
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けれども灯油の場合、廃油の処分がちと面倒。で、代替品として辿り着いたのがワコーズの「フィルタークリーナー」でした。こいつは、水と混ざると乳化するため、下水に流しても灯油よりは環境へのダメージが少なそうな雰囲気です。

樹脂や塗装への攻撃性も少ないので、自転車のメンテにも安心して使えます。が、難点はちと高いところ。1000mlで2千円ぐらいします。

で、この「フィルタークリーナー」とチェーンを500mlサイズの炭酸飲料ペットボトルに投入します。なぜ、炭酸飲料限定かというと、今時の非炭酸飲料はエコな作りになっているため、柔らかくて使いづらいのです。その点、炭酸飲料のペットボトルは内圧がかかるため、作りもしっかりとしてます。

後はフタをしっかり閉めてガシャガシャとシェイクするだけ。数十秒でチェーンがキレイになります。チェーンを取り出す際には、針金ハンガーを切ってカギ状に加工した自作ツールで引っ掛けて取り出します。この作業がまた面倒なので、気の短い方は密閉できるタッパー容器のようなモノを使ったほうがよろしいかも。

それでもあえてペットボトルを使っているのは、限りなくタダに近いのと、しっかりと密閉できるためです。チェーン洗浄後の液体は結構黒くなりますが、まだ数回は使用できます。揮発性のある「フィルタークリーナー」を次回の使用時まで保存しておくためにしっかりした容器が必要となるわけです。

クリーニング後のチェーンは、水を張った容器ですすぎます。しばらくは乳化した「フィルタークリーナー」によって水が白濁しますが、繰り返すうちにキレイになります。

ワコーズのラスペネ
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すすぎ終わったら水気を切って、これまたワコーズの「ラスペネ」という浸透潤滑剤をまんべんなくかけておきます。 こいつには水置換という効果があって、対象が水浸しでもその下にもぐりこんで金属に付着する...らしいです。実際、チェーンには油がしっかりと付いてくれます。

最後に水分と余分な油をウェスで拭きとってからチェーンを乾燥させます。乾くまでの時間を利用してその他の部分をメンテをしちゃうのがよろしいでしょう。最後にチェーンを装着すれば完了です。

ワコーズの 「フィルタークリーナー」ならびに「ラスペネ」は、自動車用品店や整備工場などで販売されてますが、近くに売っていないという方にはこちらのショップ(楽天市場)がお勧めです。よりどり3点で送料無料、もちろん単価も安いです。他のケミカルと一緒に購入しちゃうのもアリでしょう。

なお、「1本で十分」という方にはこちらのショップ(楽天市場)もお勧め。1本でも送料無料となってます。

つづく


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