キャンドル? なガスランタン
ガスランタンと言ってもマントルは使用せず、キャンドルランタン同様に炎が揺らめくだけです。
構造も良く似ており、ホヤが本体に収納できコンパクトになるという点もいっしょ。で、使用時には伸ばして使うと。使い勝手や明るさはほぼ同等と言えます。
少し異なるのは、ガスの流量を調整することで、ほんの少しだけ明るさをコントールできる点。
もうひとつが、キャンドルランタンの場合、点灯中に倒すと溶けたロウがホヤに張り付いてしまい大変な事になりますが、「IP-G-CANDLE」なら問題なしです。当たり前の話でありますが。
さらに、点火も簡単です。底面のポッチを押しながらひねると圧電素子のスパークが飛び、ガスに着火します。その時点でガスの流量が最大になっているので、戻す感じで火を絞ります。
ガスの絶対流量は、本体底面のガス補充口の周りにあるリングで調整します。リングを締め込むと流量が少なくなり、ゆるめると流量が増します。
ゆるめすぎるとガスが漏れ始めるので注意。ガスはライター用のモノが使用可能です。
マニュアルを無くしてしまったので、備忘録的な記録でした。
実はこの「IP-G-CANDLE」、10年以上前にセットアップした非常用避難袋の底から出てきた品です。久しぶりに取り出して、点灯させてみたのですが、機能にはまったく問題ありませんでした。
当時は良い選択だと思っていたのですが、時は流れて、世の中にはLEDという優れた明かりが登場しました。当然のごとく、今時のLEDランタンの方が性能もよろしく、なおかつ火を使わないので安全です。
というわけで「IP-G-CANDLE」は防災グッズから、雰囲気を楽しむためのアウトドアグッズに変わりました。
残念ながらこいつは既に製造が終了しており入手は困難です。まれにオークションに出品されることがあるので、それを狙うのもひとつの方法かと。
もちろん、UCOのキャンドルランタンなら現役なので普通に購入できます。例えば楽天市場ではこんな感じです。
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