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[IMX515]Bluetooth(アダプタ)を内蔵してみる

2011年4月6日  2013年5月5日 
意外に使える100円ケース
ウチのIMX515クローンは、保管や持ち運びの際に100円ショップで買ったクッションケースに入れています。

これが「専用にデザインされたのでは!?」と思えるほど丁度良い...というかピッタリサイズになっており、割と気に入っております。

けれども、クッションケースとは名ばかりで、電源を投入したままIMX515クローンを入れると、画面がうっすらと見えるほどペラペラな素材なので、耐衝撃性能は期待できません。それでも、すりキズなどの防止には役立ちます。

で、このケース、あまりにタイトフィットなため、最近よく使っている自作Bluetoothアダプタを装着したまま入れることができません。もっとも、装着したまま持ち運ぶと、簡単にコネクタが破壊されそうな気配ではありますが。

というわけで、市販のBluetoothアダプタを分解して中の基板だけIMX515クローンに内蔵させることにしました。参考にさせて頂いたのはこちらのページ。ジュンフロン線4本、計8ヶ所をちゃんとハンダ付けが考慮された場所に設置するだけなので、Dockコネクタをいじるよりもお手軽です。

おそらく一番の難関はIMX515クローンの殻割りではないかと思われます。

素材として使用したのは、自作Bluetoothアダプタでも使用したこちらの製品。例によってDealextremeで購入しました。コンパクトサイズなので、比較的レイアウトは簡単です。マザーボードと並べて設置することもできたのですが、液晶パネルの裏になってしまうため、今回は遮蔽物がない端に収めています。

そのため、ボディ補強用のリブを切り取る必要がありますが、作業自体は簡単です。切り取りたい部分のリブの両端にニッパーで切れ込みを入れ、倒すように数回動かすだけで簡単に除去できます。

すっきりと収められました
こちらが設置後の様子。右上の矢印部分にBluetoothアダプタ基板が収まっております。USB端子側が見えておりますが、液晶パネルの金属ケースでショートしないよう、組み立て前にちゃんと絶縁しておきます。

一通り作業が完了したら、配線やハンダ付けの状況をダブルチェックして、タッチパネルが動くように仮組みして動作を確認します。

電源を入れてAndroidを立ち上げると、なぜかBluetoothがONの状態となっておりました。前回電源を落とした際にBluetoothがONになったままだった様子。

とりあえず内蔵Bluetoothアダプタは認識されているようです。あとは、さまざまな周辺機器のペアリングなどをチェックして問題がないことを確認したら、タッチパネルをしっかりとはめ込んで本組みします。

BluetoothボタンをタップするだけでOK
完成してから少しだけ試用しましたが、想像以上に快適です。当たり前の話ではありますが、Androidの「電源管理」ウィジットを1回タップするだけでBluetooth機能のON/OFFが制御できます。

外付けBluetoothアダプタを装着する作業が、「実はけっこうな手間だったのか」と改めて思うほど。1アクション減っただけなのですが、以外にも大きな効果があるようです。

殻割りとハンダ付けが苦ではなく、かつBluetooth機能を欲しいと思っている方にはお勧めの工作です。


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