[Nexus7] 光るUSBケーブルを試してみる2
それがこちらの"micro 5PIN LED DATA CABLE"というケーブル。今回のはインテリジェントな雰囲気です。LEDが点灯するのはもちろんとして、充電中は赤で、充電が完了すると青で光るのだとか。
気になったのは「Optimization with GALAXY Series」の但し書きがあること。この手の文句は、売れ筋に乗るためのセールストークである場合と、本当に注意書きである場合の2パターンがあります。
そのどちらに該当するのか調べようと検索してみたのですが、詳細が分かるページは見つけられませんでした。「ダメならその時考える」というアバウトな思考でオーダーを実行。モノが届きましたので早速チェックしてみます。
USBケーブルとしては、いたって普通の結線となっており、"Nexus7"純正のUSB-ACアダプタに接続すればAC接続として充電でき、PCに接続すればちゃんとデータの送受信が行えます。
LEDはUSB microBコネクタ側に仕込まれており、もう片方のUSB Aコネクタを接続した時点で青く点灯します。今度は本当に点灯するだけなので、目にうるさくありません。コネクタのサイズもLED内蔵としては小ぶりで取り回しも良好。ただ、ケーブル自体は少々固めです。
このコネクタを"Nexus7"のUSBポートに接続すると、LEDが充電中であること示す赤点灯に切り替わります。ここまではまったく順調に機能している様子。ところが、システムのインジケータが100%を示してもLEDは赤点灯のまま変化がありません。
「またハズレだったか...」と後悔するも、とりあえずは充電中であることが分かるので、コネクタを抜き忘れて一晩中充電してしまうという事態は防げそう。と、自分に言い聞かせるのでした。
そのまま、数回充電に使用したのですが、ある時充電したまま別の作業に熱中してしまい、しばらく忘れておりました。すると、いつの間にやらLEDが満充電を示す青点灯に。実は、普通に機能していた模様です。
どうやら、システムが認識する満充電とバッテリ内蔵コントローラが認識する満充電とは見解が異なるようで、システム側で100%と表示されても充電は続けられ、「これ以上はダメ」というレベルに達するとバッテリ内蔵のコントローラが入力を遮断するのではないかと思われます。
本ケーブルをUSB-ACアダプタに挿し込んだ時点で青色に点灯することから推測するに、回路がオープンな場合に青色LEDが点灯する仕組みになっているような気配。それで上記の仮説が出てきた次第であります。
充電時間ですが、今回も30%→100%を計測してみました。結果は2時間57分と純正のケーブルを使用した場合とほぼ同等に。
これならば、普段使いでも問題はありません。気になるのはシステム側が100%と認識してからどのくらいの時間でLEDが青に変わるのかという点。
最初に青色点灯に気づいた時には、100%に達してから30分ほど経過していたので、それ以下であることは確実です。
という訳で、こちらもチェックしてみます。ずっとコネクタを見つめているのもバカらしいので、Webカメラと"LiveCapture2"というWindows用のソフトを使用して1分間隔でインターバル撮影を実施。結果はシステム側で100%と認識されてから約11分で青色LEDが点灯しました。
何にせよ、充電用としてもデータ転送用としても普通に使え、しかもLEDインジケータも機能している様子。少々のタイムラグはありますが、まったく機能しないよりは気がラクです。今回は当たりだったと言えるのではないでしょうか。
こんなもの、まず日本では手に入らいないだろうと思っておったのですが、後になってパッケージに記載された製品名で検索をかけてみると...ありましたAmazon.co.jp
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