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スマホ用三脚ホルダーを試してみる

2013年5月11日  2015年7月7日 
これでスマホを三脚に固定
数世代前のデジカメを使っているせいか、"Xperia Ray"のカメラ機能が意外と優れていることに感心してしまいました。

デジカメよりも手軽に持ち運べて、気になったシーンをサクッと撮影。それでいて、なかなかにキレイな写真が撮れます。スナップ撮影には最適なデバイスかもしれません。

これをスナップ撮影だけに限定するのはもったいないので、当方のメイン用途である"物撮り"にも使ってみようという気に。そこで問題になるのがデバイスの固定。スナップ撮影であればスマートフォンの(デジカメとしての)持ちにくさもあまり気にならないのですが、"物撮り"では重要な問題です。

部屋での撮影では光量が足りないためシャッタースピードも遅くなりがちで、三脚がないと話になりません。そこで、スマートフォンを三脚に固定するためのホルダーを手配してみました。今回はこれに関して、軽くインプレッションなど。

外観は上記写真の通り。上方に立ち上がっている逆J型の固定用アームにはスプリングが仕込まれており、スマートフォンを上下方向からガッチリと保持してくれます。スマートフォンが当たる内側には傷防止と保持力の向上を目的としたスポンジゴムが装着されております。

土台となる部分は水平方向に伸びる構造となっており、スマートフォンの長さに合わせて調整が可能。おかげで良い感じでスマートフォンの中心部分を挟むことができます。

ただし、水平方向はラッチでカチカチと軽固定されるだけで、強力に固定される訳ではありません。あくまで長さを調整するための機能。それでも、上下方向の固定を補佐する形で、保持力の強化には十分貢献していると思われます。

なお、調整範囲はそれほど広くはなく、比較的小型のスマートフォンに適したサイズとなっております。今時の大型スマートフォンでは使用できない可能性があるのでご注意を。

底面にはネジ穴が用意されており、一般的な1/4インチネジを使用する三脚に装着することができます。ということで、手持ちの三脚に装着してみました。

見た目もスマートです
"Xperia Ray"は比較的薄型でコンパクトな端末なのですが、結構しっかりと保持してくれます。三脚の足を持って軽く振ってみましたが装着したデバイスに不安はありません。

保持されているとは言え限界は低そうなので、ヘルメットや二輪車など激しい動きを伴う場所でのアクションカメラ的な使用は避けたほうが良さそうです。

三脚に固定すると"物撮り"も快適そのもの。両手がフリーになるので、タッチパネル操作も簡単。固定用アームが画面にかからないので、操作のジャマになることもありません。

もちろん、不満な点もあります。それはコストパフォーマンスの低さ。コンセプトや設計は非常によろしいのですが、最終成果である製品のクオリティがそれを台無しにしている感じ。

表面仕上げなどにはこだわらないのですが、可動部分にはガタツキがあり、ラッチ部分の耐久性も高いとは思えません。三脚用のネジ穴もナットを打ち込んだだけのやっつけ仕事。全体的にプロダクトとしての完成度が価格に比例しておりません。

個人的には100円ショップ相当のクオリティに感じられます。他に選択肢がないので仕方のないところではありますが、もう少しお安くてもよろしいような気が。

と、思って探してみると...楽天市場にありました。見た目も機能もクオリティも同じ製品と思われるので、興味のある方はこの辺のショップを利用するのがよろしいかもしれません。

機能的には満足できたものの、価格面でちょっと失敗した感が漂う今回の買い物でありました。

***Edit***
もっと大きなスマートフォンや、その気になればタブレットにも使えるホルダーを試してみました。興味のある方はこちらからどうぞ。



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