[WinPad] iPad mini用のケースを試してみる
ゴツいカバンではありますが、ナイロン素材と擦れただけでキズができてしまうのはどうなのかね? とは思いますが付いてしまったキズはどうしようもありません。
だからといってこのままで良い訳はなく、これ以上の無意味なキズはなんとか防ぎたいところです。ということで、ケースを物色してみることに。ところがそう簡単には行きません。
通の間では比較的有名な"WinPad A1 Mini"ですが、タブレットというカテゴリで見た場合にはマイナーな機種。こうした場合に少し困るのがアクセサリ類の少なさです。もちろんケースもしかり。専用品がないのであれば、転用できそうなアイテムを選ぶのが常套手段であります。
まずはテキトーに使えそうなモノを探すべく近所の100円ショップを回ってみました。が、タイミングが悪いのか具合の良いヤツが見つかりません。となれば、次は通販を当たってみます。
その際に注意しなければならないのは"WinPad A1 Mini"がきちんと収まるかどうかの見極め。現物合わせでのサイズ確認ができないため、一工夫が必要となります。そこで今回は、サイズ的に近似値でメジャーな機種のアクセサリを転用する、という手法を使ってみました。
そのメジャー機というのはiPad mini。これならばアクセサリ類には事欠きません。画面の縦横比こそ異なるもののサイズ的には以下のように近い感じとなっております。
幅 | 奥行 | 厚さ | |
iPad mini | 134.7mm | 200.0mm | 7.5mm |
Voyo A1 mini | 125.0mm | 205.0mm | 8.9mm |
ここで注目したいのは奥行の違い。ここで言う奥行というのはデバイスの長辺のことですが、iPad miniのジャストサイズで製造されたケースの場合、短辺側が少しはみ出てしまう可能性があるためです。
また、単にケースと言ってもいろいろなタイプがありますが、今回は端末をハダカ運用する場合に使いやすく、機種依存性が若干少なくなるスリーブタイプ(封筒型)をターゲットとして探してみます。
そんな感じで選んでみたのが、冒頭の写真のケース。サンワサプライの"PDA-IPAD45"シリーズであります。カラーバリエーションも豊富なのですが、今回はブラックをチョイスしてみました。
素材は両面ジャージ仕様のネオプレン。触った感じの厚みは2mmぐらいで、素材自体にクッション性があります。また、周囲はパイピング処理が施されており、これ自体が緩衝材となって側面からの衝撃にも強そうな雰囲気です。
実際に"WinPad A1 Mini"を入れてみたのがこちらの写真。デバイスの短辺もなんとか収まっており、懸念だったサイズの問題も一応クリアすることができました。
カドの部分がはみ出ているように見えるのは、ケース開口部の切り込み角度の関係から。真正面から見ると本当にギリギリのところで収まっている感じです。
また、本製品では開口部の背面側が少し長寸になっているのですが、実際の使用時にはこの部分がフタの役目をしてデバイスの短辺部分も保護されるようになっております。
そんな感じで収納に関しては及第点だったのですが、転用ならではの問題がありました。それは、内寸に余裕がありすぎるため傾けるだけで"WinPad A1 Mini"がスルスルと滑り出てしまうという点。
幸いにして当方が使用するカバン類では縦置きでピッタリと収まったり、内部ポケットに縦置きできたりするタイプばかりなので問題にはなりませんでした。
が、余裕のある大きめのカバンを使用する場合には、面ファスナーなどで脱落防止ベルトを自作する、見栄えを気にしないのなら大きめの輪ゴムをかけるなどして対策を取る必要がありそうです。
さすがにメーカー品だけあって作りは良く、さらにフィットしたケースが見つかるまでのつなぎとしては有効に使える製品であります。入手性が高いのもポイントかと。価格もお手頃で、例えばAmazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じとなっております。
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