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楽天モバイルを試してみる2

2014年12月2日  2014年12月2日 
ナビも問題ありません
サービスの開始と同時に飛び付いた"楽天モバイル"。その時の話はコチラにまとめてありますので、興味のある方はご一読いただけますれば。

今回はしばらく使ってみての実践的感想編といった雰囲気になっております。

話の前提となる当方の環境ですが、スマートフォンはLTE非対応の"Xperia Ray"を使用。このため選択の余地はなく、データ通信は3Gでの接続となっております。

まずは通話ですが、"電話をかける"および"着信を受ける"機能に関しては普通に使用可能。それが電話として当たり前であり、何かあったら大問題です。ということで、通話に関してはここまで。

続いてはデータ通信。当方が選んだベーシックプランでは200kbpsに限定された接続となっております。この場合、掲示板を始めとしたテキストベースのコンテンツであればストレスは感じません。

Webサイトの閲覧に関しては状況によりけりです。例えばGoogleの検索結果であればほとんどがテキストデータなのでサクッと表示されます。

また、スマートフォンに最適化されたサイトの場合、すべてが表示されるまでに少し時間はかかりますが、ストレスを感じるほどではありません。

しかし、PC向けに製作されたWebサイトでは画像が大量に使用されていることも多く、表示完了までの時間が飛躍的に増加。このため、少々の忍耐が必要となります。

その他のアプリ/コンテンツはどうなのよ? ということで、Google Mapsのナビ機能を試してみました。この場合の地図データは通常のモノよりも大幅に間引かれており、非常に軽くなっております。そのためか、低速通信でも比較的まともに使用できました。

また、徒歩で移動するレベルの速度であれば、現在地を追従させつつの通常表示でも問題はありません。ただ、自動車での移動など地図データのダウンロードが頻繁になると苦しくなるかも。

使える/使えないの感覚的な部分も大切ですが、実際どの程度の速度が出ているのかも気になるところです。ということで、通信速度のベンチマークアプリ"Speedtest.net"を用い、いろいろな場所/時間で計測してみました。

200kbpsは厳守されている模様
そのリザルトの一部がコチラ。pingの戻りが遅い場合もありますが、ダウンロード速度に関しては200kbpsのラインを割り込むことが(ほとんど)ありません。

ここに見えているデータ以外でも同じような傾向が見られました。ベストエフォートで最高200kbpsというよりは、最低速度が200kbpsといった感じで好感が持てます。

また、限定的ではありますが、スタートダッシュで1Mbps超え、平均的にも300bps超えなんてこともありました。コチラの動画でご確認くだされ。

上記動画は深夜の自宅で計測したものですが、日曜日の昼間に秋葉原で試した際にも似たような状況を確認しました。単に深夜だからというだけでなく、その他の環境要因もあるのでしょう。

といった感じで、楽天モバイルのベーシックプラン、今のところは割と快適に使えております。もちろん、「低速通信としては」と前置きしての話。使いどころをわきまえているのなら、これほどコストパフォーマンスの高い製品はありません。

外出先でバリバリとネットを使いたいヘビーモバイルユーザには向きませんが、電話が主体でたまにネットを参照する程度のライトなユーザにはよろしいのではないのかと思われます。



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