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NETGEAR R6300を試してみる

2015年4月5日  2015年4月11日 
新しい無線LANルータを導入
先日までNETGEARのWNDR3300という無線LANルータを使っておりました。2008年末に購入したので、6年以上使ってきたことになります。

今でこそめずらしくありませんが、2.4GHz帯と5GHz帯が同時に利用できるのに加え、ドラフトながらIEEE802.11nにも対応するという、その当時としてはそれなりに優れたデバイスでした。

安定性もよろしく、これを起因とする大きなトラブルはなかったと記憶しております。ところが、いつのまにやら11n(で接続しているつもり)のリンク速度が54Mbpsだか72Mbpsだかになってしまう、という症状が出ておりました。

製品自体はとうの昔にディスコンとなっており、明確なアナウンスはありませんがファームウェアの提供も終わった感じ。何より24時間365日の連続稼働を6年以上続けてきたので、そろそろ致命的な故障が発生する可能性もあります。

ということで、無線LANルータを新調することに。WNDR3300は気に入っていたので、次もNETGEARの指名買いです。問題はモデルの選択。

現在はR6300/R7000/R7500/R8000の4モデルから選べる状況ですが、いずれも以前と同じ使い方が可能。ならば、ということで価格的にもこなれてきたR6300をチョイスしてみました。

現行モデル内では最下位な感じですが、ドラフトながら11acをサポートしていたり、有線ポート(LAN×4/WAN×1)はすべてギガビット対応であったりするなど機能的には文句ナシです。

さらに、USB3.0/2.0の各ポートが1つづつ装備されており、USBストレージやUSBプリンタを共有できたりするオマケ機能もあったりします。

筐体は少々大きめですが、スクェアなデザインはなかなかにオシャレです。使用時にはNETGEARのロゴと各種インジケータが光るのもクール。いずれも点滅することはないので目にうるさくありません。

セットアップに関しても今時の無線LANルータ程度には簡略化されております。WPSを使用すればクライアントの登録もワンタッチで行え、ネットワークプロバイダとの接続もDHCP/PPPoEを自動で検出してくれるので面倒がありません。

そんな感じなので、特にトラブルもなくスムーズに環境を移行することができました。ただ、少しだけ引っ掛かったのが管理画面への入り方。

設定変更などの操作はWebブラウザから行うのですが、指定のURLを入力するとネット上のドメイン販売業者につながってしまいます。まぁ、R6300の初期IPアドレスを直接指定すれば問題ない訳ですが。

接続機器をひとめで確認
また、Windows/Mac OS X/iOS/Androidの各デバイスで動作する専用アプリ"Genie"も用意されており、R6300の状態を確認することができます。

例えばこちらはAndroid版の画面ですが、R6300に接続されているデバイスをグラフィカルに表示してくれたりします。

そんなこんなで実際にR6300が稼働を始めた訳ですが、問題となっていたリンク速度は改善され、普通に11nの300Mbpsで接続するようになりました。もちろんR6300以外の環境は以前のままです。

さらに、インターネット接続にも大きな変化がありました。無線LANルータを交換する前後のタイミングで"Radish Network Speed Testing"によるテストを実施してみたのですが、交換前は...

下り回線
 速度:29.69Mbps (3.711MByte/sec) 測定品質:99.0
上り回線
 速度:29.89Mbps (3.737MByte/sec) 測定品質:98.9

こんな感じでした。そして、交換後には以下のような感じとなりました。

下り回線
 速度:92.36Mbps (11.55MByte/sec) 測定品質:97.7
上り回線
 速度:32.09Mbps (4.011MByte/sec) 測定品質:97.2

以前の環境がトラブルを抱えていたというのはありますが、なかなかに劇的な変化です。各種ファイルのダウンロード速度が上がったのはもちろん、ほんの僅かではありますがWebブラウザのレスポンスも良くなったような気がします。

まともなリンク速度が出るようになったうえ、インターネットも速くなったのだから大満足です。ただ、上記テストでは100Mbpsのインターネット回線を含めてしまっているため、純粋に無線LAN部分の速度を知ることができません。

という訳で、LANのみで完結するテストも実施してみたいと思います...が、このまま続けると長くなってしまうので、また後日ということで。

ちなみにR6300の販売価格ですが、楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっております。モノは悪くないので、無線LANルータのリプレースなどを考えているのなら、その候補に入れてみるのもよろしいかと。



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