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プレミアム風味なUSBケーブルを試してみる

2015年5月13日  2015年5月13日 
まばゆく輝く金メッキ
Androidスマートフォン/タブレットに必須なアクセサリの代表格と言えるのが、充電やデータ転送などに使用するUSB-microUSBなケーブル。

これまでは、細くしなやかなケーブルで使い勝手がよろしいNexus7(2012)の付属品を使用しておりました。けれども気に入って酷使する関係で端子の接触具合があやしい雰囲気に。

ということで、次期主力USBケーブルを選出すべく、いろいろと情報集めを開始しました。緊急事態であれば100円ショップの商品でもかまわない訳ですが、性能や信頼性、使い勝手を考えた場合、それなりのメーカー品を選ぶのが正解だったりします。

そんなこんなで買ってみたのが"Anker 高耐久ナイロン Micro USB ケーブル"。長さは0.9mと1.8mから選べますが、個人的に使いやすいと感じる0.9mをチョイス。カラーはシルバーとレッドの2択なので、無難な感じのシルバーにしました。

特徴的なのは、眩しいほどに輝く金メッキコネクタとメッシュ仕様のケーブル。仕様としては記載されておりませんが、アルミニウム合金製と思われるコネクタハウジングも見逃せない特徴です。

個人的なUSBケーブルの嗜好は冒頭に記述したとおりなのですが、特に重視するのがケーブルのしなやかさです。固いケーブルは取り回しが悪く、使い勝手に大きな影響を与えます。巻きぐせが付きやすかったりすると、もう最悪。

まずはこの辺から見てみます。ケーブルには28AWG/21AWG(信号/電力)のワイヤーが使用されているため若干太めですが、その割にはしなやかな感じ。また、若干の巻きぐせはありますが、バネのごとくデバイスを引っ張ってしまうような強いモノではありません。

ケーブル部分を拡大
ケーブル皮膜のメッシュにはナイロン繊維が使用されております。が、いわゆるゴワゴワでツルテカな雰囲気のナイロン繊維ではなく、見た目や触感はコットンのそれに近い感じ。

かなり細い繊維で編まれたメッシュなのでしょう。けれどもその分、毛羽立ちが目立ったりします。何かに引っ掛けた場合、簡単に糸くずが出てきそうです。

見た目ゴージャスな金メッキ仕様のコネクタですが、ビジュアルだけではありません。ホコリが多くて湿度が高い劣悪な環境で簡単に錆びてしまう部分なので、その意味では実用的であると言えます。

もちろん端子自体も金メッキ仕上げ。酸化皮膜が(ほとんど)発生しないため導電的によろしく、高い性能と信頼性が得られそうです。

アルミニウム合金製(と思われる)コネクタハウジングも高級感があってよろしい感じ。物理的強度に優れており、コネクタ自体の小型化にも貢献しております。

外観的インプレッションとしてはこんなところでしょうか。続いては性能のチェックなど実施してみようかと。

ここではUSB抵抗器とUSB電力計を組み合わせ、どの程度電流が流れるのかを計測します。使用した機材や構成などはこちらの投稿とまったく同じパターン。他のケーブルの結果も参照できますので、興味のある方はご一読を。

性能も上々です
で、肝心の結果ですが、1.82A@4.85Vとかなり良い感じになりました。以前テストした2A対応が売りの充電専用ケーブルと比較しても引けを取りません。

これだけの基本性能があれば、スマートフォンの急速充電や大電流を必要とするタブレット端末の充電にも問題なく対応できることでしょう。

なお、実際の充電でどれだけの電流が流れるかは機器構成や環境に大きな影響を受けます。このケーブルを使えば万事OKという訳ではありません。念のため、注意喚起的に記載しておきます。

最後に総評など。カラーがシルバーとレッドの2択なのは好みが別れるところですが、品質や性能はまさにプレミアム風味となっております。それでいて、バカみたく高価でないのもポイントです。

例えば、Amazon.co.jpにて運営されているAnkerの直販ショップではこんな感じで販売中。コストパフォーマンス的にも良好なので、迷ったらこれを選ぶのもよろしいのではないかと思われます。



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