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pqi Connect 312を試してみる

2018年4月2日  2018年4月2日 
カバーを中途半端に跳ね上げてみました
USB Type-C搭載スマホに買い替えてからいろいろと物入りな昨今ですが、これもそのひとつ。pqiのmicroSDカードリーダー"Connect 312"です。

スマホのmicroSDカードスロットで代用できそうなアイテムですが、あればそれなりに便利だったりします。特に、microSDカードスロットがSIMトレイと同居している場合には効果的。

そうした機種においては、microSDカードの頻繁な抜き差しは困難であり、手軽に使えるUSB接続タイプのmicroSDカードリーダーが便利な訳です。当方の場合、旧機種から新機種への環境移行に大活躍してくれました。

最近のAndroidではバックアップ機能が搭載されており、それをONにしておけば自動的にバックアップを実施してくれます。で、端末を初期化した場合や、機種を変更した場合など、初期セットアップにてレストアの選択が可能になると。

この標準バックアップ機能ではクラウドを使用するため保存メディアを必要とせず、壁紙などシステムの設定もリストアしてくれるなど、なかなかに有用です。

が、アプリは本体のみをGoogle Playからダウンロードするだけで、データの復元はしてくれません。

そんな感じなので、当方では標準バックアップからの復元に加え、Titenium Backupというバックアップアプリ(要root権限)で保存したアプリのデータのみを復元する、というハイブリッド方式でリストアを実施しました。

旧機種ではバックアップの保存用にmicroSDカードを使っていたため、メディアを"Connect 312"に挿入するだけでバックアップデータを読み込むことができたのでありました。

こうした使い方はレアケースと言えそうですが、例えばUSBメモリ的にPCとの間でデータ交換をする、他デバイスで保存したmicroSDカードのデータを読み込む、など一般的な使い方でも便利なのは確か。

似たような雰囲気でUSB micro B仕様のカードリーダーはいくつも所有しているのですが、変換アダプタをかまして使うのもアレなのでこの製品を買ってみた、という次第です。

もちろんスマホでも利用可能
そんな訳で、ここからは"Connect 312"の特徴的な部分など簡単にご紹介。見た目でもよく分かるのはUSB Type-CとUSB Aのデュアルコネクタ仕様である点。

変換アダプタを介することなく、どちらのポートであってもダイレクトに差し込めます。もちろんUSB OTG対応なので、対象がスマホ/タブレットでも問題ナシ。

microSDカードはUSB Aコネクタ内のデッドスペースに収納する方式で、本体のコンパクト化に貢献しております。裏側には挿入したmicroSDカードを取り出すためのスライド式イジェクターがあり、メディアの交換も簡単。

USB Aコネクタ側には跳ね上げ式のカバーが装備されております。が、USB Type-C側はむき出しのまま。さらに、裏側は開口部となっておりホコリの侵入は防げません。機能としては、挿入したmicroSDカードの不用意な脱落を防止する、といった雰囲気なのかも。

インターフェースの仕様的には、USB 3.1 Gen1がサポートされており、対応するデバイス(システム)においては高速なアクセスが可能。当方には環境がなく、そのスピードを体感することはできませんが、USB2.0ポートで使用する分にはまったく問題ありません。

個人的に少しだけ残念だったのは、アクセスランプ的な機能がない点。せめて通電だけでも確認できれば、トラブル時の原因究明に役立つのですが。まぁ、
あればあったで目にうるさく感じるのかもしれません。

そんな感じの"Connect 312"でありました。「メディアはmicroSDしか使わないのでコンパクトなヤツが欲しい。けど、PCとのデータ交換はしたいのでUSB Aコネクタの搭載は必須」というニーズにはピッタリ。

価格的なところに関しては、例えば楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっております。この手のアイテムがご入用なら、選択肢のひとつとして考えるのもよろしいかと。



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