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2018/05/12

レインチャップスを試してみる

収納時はコンパクトサイズ
状況によっては折りたたみタイプが選べるなど、傘は手軽かつ優れた雨具です。が、万能でないのも確か。少しでも風があったりすると、下半身はほぼ雨ざらし状態となってしまいます。

つい最近もそんな経験をしました。ので、ずいぶん前から欲しがりつつも、「次の機会に」と先送りしてきたレインチャップスを試してみることに。

チャップスというのは、乗馬時にむき出しとなる足を灌木や草のヒットから守る、カウボーイ御用達の防具です。これを雨具としてアレンジしたモノなのでレインチャップスという名前が付けられております。

今回購入したのは、アウトドア用品の老舗ブランドであるモンベルがリリースするこちらの製品。装着状態はメーカーページを見てもらうとして、形状的には足だけガードするレインパンツ、あるいは妙に長いスパッツ、といった雰囲気になっております。

左右がセパレートになっているため身に付けやすく、コンパクトに収納できるのがポイント。通常のレインパンツは「履く」モノですが、レインチャップスの方は「装着する」という表現がピッタリな感じ。

収納時のサイズ感に関しては上記写真をご参照くだされ。下半身分だけなのでとってもコンパクトになります。重量は実測で118g(袋込み)でした。

基本的に単品で使用することはなく、同じく装着が手軽な雨具であるポンチョと組み合わせるのが定番。が、ここでは傘+レインチャップスという構成でどんな感じに使えるのかをチェックしたいと思った次第でありました。

まずは、モノの概要など。生地はリップストップナイロンで、内側にはポリウレタン樹脂がコーティングされております。これが"HYDROPRO(ハイドロプロ)"と呼ばれるモンベル独自の防水素材。耐水圧は10000mmと上々ですが、残念ながら透湿性はありません。

シームテープ部の拡大図
水が染み込みやすい縫い目部分はきちんとシームテープで保護されております。この辺の作りはアウトドアブランドとして手堅い感じ。

形状的には単なる筒なので、足を通しただけでは簡単にずり落ちます。このため、本体上部には薄型のフックが付いたナイロンバンドが装着されており、これを引っ掛けてずり落ちを防ぐ訳です。

他社製品の場合、この仕組みをヒモで実現していることが多く、装着時にはベルトが必須となります。が、本製品ではフックがあるため、ジーンズのような張りのある素材であればパンツのフチに引っ掛けられるという次第。非ベルト派な当方にはありがたいデザインです。

ということで雨が降った某月某日、フィールドテストを実施しました。風も強めで想定状況にはバッチリな感じ。アウトドア用途においては急な雨に急いで対応、ということになるのですが、当方としては普段使いの雨具扱いなので家の中で装備してから出かけます。

さすがに室内では歩く際に素材の擦れるガサガサ音が目立ちますが、外では雨音を始めとしたノイズに紛れるため、気になるほどではありません。素材はペラッペラなので、物理的に軽いのはもちろん、装着感も軽快な感じ。股のあたりは普段着状態なので、ゴワゴワ感も少なめです。

実際に外を歩いてみると、上半身は傘でガードできるのですが、予想どおり下半身(特に膝下)は盛大に濡れました。が、"おろしたて"なので撥水性もよろしく、もちろん内部への染み込みは一切ナシ。

靴はゴアテックスが使われたトレッキングシューズを履いたのですが、長さ(股下寸)的には余裕があり、かかと近くまで余裕で覆えます。このため、足を伝って水が靴に流れ込むこともありません。

また、気温が低めだったこともありムレ感はほとんど感じず。腰回りや股はむき出しなので熱や湿気がこもることはなく、よほど気温と湿度の高い真夏でなければ問題はなさそうです。上半身に関しては普段の服装なのでムレに関しては問題ナシ。その意味でも、傘+レインチャップスは相性がよろしい感じです。

ただ、オレンジレッドという派手な色に加え、装着時の見た目も風変わりでファッション性は低め。視界が悪化する天候で使用するモノなので、色的にはアリな気もしますが、機能を最重視する方以外にはお勧めできないかも。そんな感じのアイテムでありました。

単純な構造と防水のみのシンプルな素材を使用しているためか、おサイフにやさしいのもポイント。例えば楽天市場であればこんな感じ、Amazon.co.jpであればこんな感じの価格で販売されております。

少々値は張りますが、防水透湿性素材を使った"レインワーカー チャップス"という製品もありますので、ムレを気にする場合にはこちらを選ぶのもよろしいかと。



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