[Skyrim SE] 異世界モノ風味に遊んでみる
現代から剣と魔法の世界に召喚された主人公が、そのチート能力で異世界を無双する...ってのは、ラノベやアニメなどによくある定番設定。
ちょうどSkyrimも剣と魔法の世界だし、豊富なMODを駆使すれば、異世界モノの設定を具現化できるかもしれません。
死者を蘇生させて使役できたりするのだから、異世界からの召喚だってできるハズ。であるならば、世界観を大きく損ねる心配もありません。と思いたい。
で、現代にあってSkyrimの世界にないチート的テクノロジと言えばやはり銃。圧倒的な破壊力で敵を蹂躙する、そのシーンを想像するだけでワクワクします。ということで、まずはメインウェポンとなるアサルトライフルから探してみることに。
ドゥーマーテクノロジから派生した銃MODは比較的ポピュラーですが、"現代の"と限定してしまうと、なかなか見つかりません。そんな中で、これだ!と思えたのがロシア製のWeaponMod。DLCで追加されるクロスボウをベースとして、現代(および空想上)のアサルトライフルを再現するMODです。
AK-47やAR-15系、MP5などの有名どころから、 映画"エイリアンII"に登場したパルスライフル、原典の不明な未来的ライフルなど多数のアイテムが追加されます。
このMODが素晴らしいのは、フルオートを実装している点。MODで追加された銃を装備するとフルオートの能力が付加され、Skyrimの世界ではありえない速度で弾丸を発射できます。しかも、攻撃ボタンの押し具合で、シングル、バースト、フルオートの使い分けができるのもポイント。
ただし、どの発射状態でも攻撃ボタンをリリースした時点でクロスボウのリロードモーションが再生されるため、シングル/バーストを用いたリズミカルな攻撃はできません。
また、クロスボウのモーションを流用しているため、射撃スタイルや銃を背負った姿が少々おかしかったりするのはご愛嬌。
このMODはSkyrim LE用に設計されており、Skyrim SEで使用する場合にはメッシュ変換が必要となります。さらに、SE非対応のテクスチャが使われており、いくつかの銃で画面表示に不具合が発生します。
使用言語がロシア語なので翻訳も必須。拙作の日本語化ファイル(xTranslator用)をこちらに置いておきますので、よろしければご利用くだされ。
続いては、遠距離攻撃用の銃。ここではアンチマテリアルライフルとして、映画やアニメなどで有名なM82A1を用意してみました。
Skyrim LE用に設計されたMODなので、SEで使用する場合にはメッシュ変換が必須となります。
また、MODを導入すると、SKSE用のプラグインである"ConsolePlugin.dll"がインストールされるのですが SKSE64には未対応らしく、ゲームの起動時にロードされません。が、なくてもとりあえず問題はないようで、当方の環境では不具合を認知できませんでした。
実際にゲーム内で使用してみると、本体が白っぽい感じになります。なので、グラフィックソフトでテクスチャの色味を変更するのもお勧め。上記スクリーンショットでは、トーンカーブをいじって黒っぽくしてあります。
こちらもクロスボウをベースとしており、モーション系がおかしいのはWeaponModと同じ。攻撃ボタンをリリースするたびにクロスボウのリロードが発生するのも一緒です。
発砲シーケンスはクロスボウ準拠となっており攻撃ボタンを押しながら狙いを定め、ボタンのリリースで発射します。
さらに、スコープを用いた狙撃に対応しているのもポイント。マウスのM3ボタン(ホイールの押し込み)で画面が切り替わり、スコープを覗いた状態になります。倍率はホイールの回転で2段階に切り替え可能。これらの設定はMCMで変更できます。
威力は凄まじいのですが、基本的にクロスボウと変わらない単発仕様なので、スコープを用いた遠距離狙撃が基本的な運用となるかもしれません。
実銃と同様、その狙撃能力は感動モノ。肉眼では見えないほど遠くのターゲットでも 簡単に撃ち抜くことができます。参考までに動画をご覧いただけますれば。
こちらは韓国産MODなので翻訳は必須。拙作の日本語化ファイル(xTranslator用)をこちらに置いておきますので、よろしければご利用くだされ。
最後はコスチューム。いくら現代の兵器を使っていても、皮の鎧を着ていたのでは妄想設定の再現が中途半端になってしまいます。ここは、現代にこだわってミリタリー風のモノを用意してみました。冒頭のスクリーンショットでご確認くだされ。
某ゲームに登場するジル・バレンタインをイメージしてデザインされた軽装鎧扱いのコスチュームで、体型(体系?)はUNPおよびCCBEに対応します。こちらもLE用なので、SEで使用する場合にはメッシュ変換が必須。
とてもカッコイイのですが、あらかじめ付呪が施されているうえ、鍛造による強化もできません。アーマーとしては弱めですが、強すぎる武器に対するゲームバランサーとして機能するのも面白いところ。油断するとあっさりヤラれます。
こんな感じで装備を整えれば、異世界モノとしての没入感もバッチリ。アサルトライフルを構えて敵陣に突入し「ヒャッハー!!」したり、伝説のスナイパーを気取って遠距離狙撃に徹したりと、どのようなスタイルでも爽快なプレイが楽しめます。ストレス解消には最適。
剣と魔法の世界にちょっと飽きてきた...なんて倦怠期にもおすすめの遊び方でありました。
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