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USBタイマーを試してみる

2025年6月1日  2025年6月3日 
USBタイマーの外観

「USBのバスパワーで作動するデバイスを一定時間動かしたい」、そんなニーズが発生したので、こんなデバイスを買ってみました。

モノは、かゆいところに手が届く製品を多数リリースするROUTE-Rの"スマホ充電・QC対応版 USB機器用入→切タイマー RA-UTIMER1QC"。機能は製品名のまんまです。

ということで、簡単なレビューなど。


まずは仕様的なところから

本体サイズは、W95mm×D25mm×H140mmで、重量は約34g。驚くほどコンパクト、という訳ではありませんが、ジャマになるほど大きくもありません。

ボディは樹脂製で、安っぽい仕上がり。プラスチッキーでチープ、というのが正直な感想です。

インターフェース的なところでは、時間を表示するための7セグLEDおよび、入/切動作を示すための赤/緑LED、時間を指定するための入設定ボタン×2(時/分)、切設定ボタン×2(時/分)、クリアボタンの計5ボタンが装備されております。

電源側のUSBコネクタはAタイプ。出力側はAのメスになっております。動作(対応)電圧は5V~20Vとなっており、QC(Quick Charge)2.0/3.0にもサポート。

なので、同規格に対応したスマホなどの充電には便利かもしれません。なお、USBのデータ通信は非サポートとなっております。


時間設定に関して

こちらのデバイス、主な機能は以下の3つとなっております。

切タイマー機能
その名のとおり、一定時間の経過後にUSBバスパワーをカットする機能。ボタン操作で分と時を個別に設定でき、最大99時間59分まで対応します。

似たような製品はありますが、設定できるのが1時間単位だったりするモノもあります。当方のニーズとしては、1時間単位はあまりに大雑把すぎるので、分単位で設定可能な当製品を選んだ次第。

入→切タイマー機能
指定時間の経過後に給電を開始し、指定時間だけ作動した後、停止します。こちらも各最大99時間59分まで設定可能。

電源スイッチ機能
クリアボタンを3秒長押しすることで給電を開始し、もう一度クリアボタンを押すことで給電がカットされる、というモノ。まさに電源スイッチな訳です。

なお、入動作のみのモードはありません。ではありますが、入→切タイマー機能の切部分を長めに設定することで機能的な代用は可能です。

また、繰り返し動作はなく、1回限りの使い捨て設定となります。なので、例えば「毎夜、一定時間だけUSBライトを点灯させたい」ってな動作には向きません。

ついでに、電源側のUSBケーブルを外すと(当たり前ですが)電源が落ち、設定もクリアされます。


使い勝手に関して

こちらは2時間24分後にOFFとなる設定

時間設定用のボタンが入動作用と切動作用(さらにそれぞれ時/分)で別れているのは、初見では面食らいますが、慣れればどうということもありません。普通に操作できます。

ただ、ボタンは加算専用なので、ターゲット時間をオーバーしてしまった場合、クリアボタンで消してから設定し直す必要があります。

なお、時間設定用の各ボタンは長押しすることで、自動的にカウントアップされます。なので、例えば49分に設定したい場合、ボタンを49回も押す必要はありません。

もう一点。「今どき7セグLEDはビジュアル的にどうなのよ?」と思ったりしましたが、時間を表示するだけなので、むしろ視認性は高いと言えるかも。


まとめ

思いっきりチープな外観ですが、「USBバスパワーを一定時間だけ供給したい」というニーズを満たすには十分でありました。

そういった機能を求めるのなら、買って損はないアイテムであると思われます。

ちなみに、価格的なところですが、Amazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じとなっております。


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