ドライカーボンでマウスパッドを作ってみる
Aliexpressをつらつら眺めていると、なかなかに面白げなショップを発見しました。それは、カットしたドライカーボンの板を販売するお店。
カーボン特有のテクスチャが好きで、以前からカーボン製(できればドライカーボン)のマウスパッドを作りたいと思っておりました。なので、これは見逃せません。詳しくチェックしてみます。
サイズや厚みはどんな感じ?
ちと脱線しますが、当方の場合"つまみ持ち"でマウスをコントロールしています。操作方法としては、手首をリストレストに固定し、手首と指の動きだけでマウスを動かしています。
ポインタの移動量が多い時には、マウスを持ち上げて(ポインタは動かない)ホームポジションに戻し、続きの移動操作をすることで対処しています。
このため、大きなマウスパッドを必要とせず、せいぜい150mm×150mmもあれば余裕で操作できます。
「そのぐらいのサイズのヤツがあると良いなぁ?」と、期待を込めてチェックしてみると...本当にありました。そのものスバリの150mm×150mm。
板の厚みも選択でき、0.2mmから10mmまでいろいろ用意されております。薄すぎるとたわんだりして具合がよろしくなさそう。なので、マウスパッドとしては1.5mm辺りが良さそうです。
また、カーボン板の織目ですが、平織り(繊維の束が直角に交差する)と、綾織り(繊維の束が斜めに交差する)が選択可能。仕上げもマット(つや消し)と光沢が選べます。
特に指定がなければ平織りのマット仕上げとなるらしい。なので、違うモノを希望する場合、注文確定後にメッセージで織目と仕上げを伝える必要があります。
という訳で、厚さ1.5mmで150mm×150mmのカーボン板を、綾織りのマット仕上げで発注してみました。お値段は送料と合わせて1500円ほどでした。
モノはそこそこな感じ
発注後、約10日で到着しました。梱包は厳重でしたが、肝心のモノにいくつかのすり傷を発見。まぁ使っているウチに傷も付くだろうから※1、これは許容範囲としましょう。
※1カーボン板の加工に失敗し、けっきょく表面全部を磨くハメになりました。
板の硬さですが、両端を持って力を加えると、わずかにたわみます。が、曲げられるレベルではなく、マウスパッドとしては十分な強度です。
ただ、モノは規定サイズにカットしただけのカーボン板であり、切断面はかなり荒れています。
カーボンのササクレは鋭利な刃物に近く、場合によっては手を傷つけてしまいます。マウスパッドとして使うためには、角を丸めたり、切断面を整えたりする作業が必要となります。
カーボン板を加工するぞッ!
で、さっそく取り掛かった訳ですが、途中で失敗などあり、結局以下のような工程となりました。
- ダイヤモンド砥石で切断面を整える。
- ダイヤモンド砥石で角を丸める&整える。
- 表裏板面をマスキングテープでガードし、切断面に瞬間接着剤を塗布して目止めを実施。
- 板面に瞬間接着剤がはみ出してしまったので耐水ペーパー&コンパウンドで修正。
- 修正箇所がツルテカになったので、それに合わせて表面全体を耐水ペーパー&コンパウンドでツルテカに。
- ダイヤモンド砥石で各辺エッジの糸面取り(角を僅かに落とす作業)を実施。
- 最後に裏面に滑り止めを貼り付けて完成。
カーボン加工の作業や手順、道具の選定に関してはGemini先生に教えを乞いました。なので、詳細はGemini先生にお伺いくださいませ。
こうした作業の過程で、さまざまなアイテムを使用しました。その中で、実際に役立った「これはオススメ!」的なモノを紹介します。
まとめ:マウスパッドとしてはどうなのよ?
紆余曲折を経て完成したドライカーボン製マウスパッドですが、実際に使ってみると微妙な評価となりました。
まず、マウスの滑りが若干よろしくありません。まぁ、マウス運びが少々重く感じるだけで、ゲーム用途でなければ問題ないレベルとも言えますが。
ただ、マウスを動かすとサリサリと摩擦音がします。
どうやら、マウスソールとの相性がある様子。最初はホットスワップ改造版MX Anywhere 3で試して上記のような評価となりました。
けれども、他のマウスで試してみると、動きの渋さや摩擦音が軽減される個体がありました。マウスソールの材質/形状や筐体内部の反響など、色々な条件がありそうです。
実際、日常的に使うのはホットスワップ改造版MX Anywhere 3なので、評価が変わることはなかったりする訳ですが...。
もちろん、欲しくて作ったので所有に対する満足度は最高です。が、マウスパッドの性能としては中の下辺りが妥当な評価。まとめとしてはそんな感じとなる、ドライカーボン板マウスパッドの制作顛末でした。


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