さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

ドライカーボンでマウスパッドを作ってみる

2026年2月13日  2026年2月13日 
ドライカーボンなマウスパッド

Aliexpressをつらつら眺めていると、なかなかに面白げなショップを発見しました。それは、カットしたドライカーボンの板を販売するお店

カーボン特有のテクスチャが好きで、以前からカーボン製(できればドライカーボン)のマウスパッドを作りたいと思っておりました。なので、これは見逃せません。詳しくチェックしてみます。


サイズや厚みはどんな感じ?

ちと脱線しますが、当方の場合"つまみ持ち"でマウスをコントロールしています。操作方法としては、手首をリストレストに固定し、手首と指の動きだけでマウスを動かしています。

ポインタの移動量が多い時には、マウスを持ち上げて(ポインタは動かない)ホームポジションに戻し、続きの移動操作をすることで対処しています。

このため、大きなマウスパッドを必要とせず、せいぜい150mm×150mmもあれば余裕で操作できます。

「そのぐらいのサイズのヤツがあると良いなぁ?」と、期待を込めてチェックしてみると...本当にありました。そのものスバリの150mm×150mm

板の厚みも選択でき、0.2mmから10mmまでいろいろ用意されております。薄すぎるとたわんだりして具合がよろしくなさそう。なので、マウスパッドとしては1.5mm辺りが良さそうです。

また、カーボン板の織目ですが、平織り(繊維の束が直角に交差する)と、綾織り(繊維の束が斜めに交差する)が選択可能。仕上げもマット(つや消し)と光沢が選べます。

特に指定がなければ平織りのマット仕上げとなるらしい。なので、違うモノを希望する場合、注文確定後にメッセージで織目と仕上げを伝える必要があります。

という訳で、厚さ1.5mmで150mm×150mmのカーボン板を、綾織りのマット仕上げで発注してみました。お値段は送料と合わせて1500円ほどでした。


モノはそこそこな感じ

発注後、約10日で到着しました。梱包は厳重でしたが、肝心のモノにいくつかのすり傷を発見。まぁ使っているウチに傷も付くだろうから※1、これは許容範囲としましょう。

※1カーボン板の加工に失敗し、けっきょく表面全部を磨くハメになりました。

板の硬さですが、両端を持って力を加えると、わずかにたわみます。が、曲げられるレベルではなく、マウスパッドとしては十分な強度です。

ただ、モノは規定サイズにカットしただけのカーボン板であり、切断面はかなり荒れています。

カーボンのササクレは鋭利な刃物に近く、場合によっては手を傷つけてしまいます。マウスパッドとして使うためには、角を丸めたり、切断面を整えたりする作業が必要となります。


カーボン板を加工するぞッ!

で、さっそく取り掛かった訳ですが、途中で失敗などあり、結局以下のような工程となりました。

  1. ダイヤモンド砥石で切断面を整える。
  2. ダイヤモンド砥石で角を丸める&整える。
  3. 表裏板面をマスキングテープでガードし、切断面に瞬間接着剤を塗布して目止めを実施。
  4. 板面に瞬間接着剤がはみ出してしまったので耐水ペーパー&コンパウンドで修正。
  5. 修正箇所がツルテカになったので、それに合わせて表面全体を耐水ペーパー&コンパウンドでツルテカに。
  6. ダイヤモンド砥石で各辺エッジの糸面取り(角を僅かに落とす作業)を実施。
  7.  最後に裏面に滑り止めを貼り付けて完成。
できたマウスパッドに滑り止めを貼り付け

カーボン加工の作業や手順、道具の選定に関してはGemini先生に教えを乞いました。なので、詳細はGemini先生にお伺いくださいませ。

こうした作業の過程で、さまざまなアイテムを使用しました。その中で、実際に役立った「これはオススメ!」的なモノを紹介します。

ダイヤモンド砥石 SK11 両面ダイヤモンド砥石

本来は包丁を研ぐための砥石。重量にして780gもある金属製で、カーボン板の切断面を削る&整える作業で活躍してくれました。

耐水ペーパーやヤスリでは、「エッジまで削ってしまう」、「削りムラで平面が出ない」など、1.5mmの切断面を整えるのはなかなかに困難。

砥石なら、平らな所に置くことでカーボン板を垂直に当てることができ、切断面をシャープかつキレイな状態に仕上げられます。

また、角を丸める作業では、砥石を手に持って動かすことでサクサクと削れます。価格的にちとお高いのがネックではありますが。

瞬間接着剤 アルテコ 713

比較的低粘度(サラサラ)で塗布に適しており、切断面の目止めに硬化を発揮します。白化しにくいのもポイント。

硬化時間もちょうどよく、塗布した直後にマスキングテープをはがす感じで進められます。急ぐのでなければ、プライマー(瞬間接着剤の硬化促進剤)は必要ありません。

ちなみに、瞬間接着剤の塗布には綿棒に染み込ませて塗る方法を採用しました。

滑り止め GRIPLUS(グリップラス)

厚み1mm以下の極薄タイプながら、強力な滑り止め機能を提供するアイテム。シールタイプで簡単に貼り付けられ、はがしたり貼り直したりもできるスグレモノです。

貼り付けても、高さがさほど変わらないためマウスパッドに最適。ただ、表面の粘着力で摩擦力を強化するタイプであるため、頻繁に位置を変更するような使い方には向かないかも。

そのような使い方をする場合でも、使い続けていればホコリなどを集めて、程よい粘着力になると思われます。例え粘着力が弱まっても、マウスパッドのズレ防止程度の目的であれば問題なく機能します。

まとめ:マウスパッドとしてはどうなのよ?

紆余曲折を経て完成したドライカーボン製マウスパッドですが、実際に使ってみると微妙な評価となりました。

まず、マウスの滑りが若干よろしくありません。まぁ、マウス運びが少々重く感じるだけで、ゲーム用途でなければ問題ないレベルとも言えますが。

ただ、マウスを動かすとサリサリと摩擦音がします。

どうやら、マウスソールとの相性がある様子。最初はホットスワップ改造版MX Anywhere 3で試して上記のような評価となりました。

けれども、他のマウスで試してみると、動きの渋さや摩擦音が軽減される個体がありました。マウスソールの材質/形状や筐体内部の反響など、色々な条件がありそうです。

実際、日常的に使うのはホットスワップ改造版MX Anywhere 3なので、評価が変わることはなかったりする訳ですが...。

もちろん、欲しくて作ったので所有に対する満足度は最高です。が、マウスパッドの性能としては中の下辺りが妥当な評価。まとめとしてはそんな感じとなる、ドライカーボン板マウスパッドの制作顛末でした。


ー記事をシェアするー
B!
タグ

コメント

ブログ検索
人気の投稿
お知らせ

当ブログのページには、アフィリエイトプログラムのリンクが含まれる場合があります。

管理人への連絡は...
・上部メニューバーの"Renraku"(PC版)
・ハンバーガーメニュー内の"Renraku"(スマホ版)
...のいずれかをご利用ください。

ラベル
新着投稿