ICONIA TAB A100に液晶保護フィルムを付けてみる
そんな訳で、液晶保護フィルムを貼り付けてみることに。日本でモノを入手するのはまだ難しそうなので、とりあえずeBayで安いやつを買ってみました。
ツルテカなタイプだと(それなりの効果はあると思いますが)あまり意味がなさそうなのでノングレア(マット仕上げ)なヤツを選んでいます。
で、貼付け前と貼付け後の比較が冒頭の写真。上がノーマル状態、下が貼付け後となっております。ノングレアの場合、反射光が拡散してしまうせいか、ピントが少々甘くなっておりますが、その辺はご了承くだされ。
効果の程ですが、直接的な映り込みが軽減されるため、「背景が映ってジャマ」ということはなくなります。写真では映り込みを比較するためにフィギュアの乗せてありますが、その映り込みの差は良く分かるかと。
けれども、素の状態と比べると液晶のドット感が失われ気味で、小さな文字などのシャープな感じはなくなります。この辺は好き嫌いの別れるところかもしれません。しばらく使うと慣れてしまいますが。
最大の目的であった指紋の付着ですが、これはかなり効果がありました。もちろん、指紋が付着しなくなる訳でありません。皮脂が付着すると、うっすらと白く粉を吹いたような状態になります。
それでも、素の状態よりは全然マシで、操作中はもちろんシャットダウン後の真っ暗画面でも気になりません。しかも、軽く拭きとるだけで綺麗になります。また、表面がサラサラな手触りで、指の滑りも滑らかになりました。
この保護フィルム、大きな期待を持って購入したわけではありませんが、使ってみた感想としては、「そんなに悪い製品じゃない」といった感じ。メーカー品を使った所で、劇的な差が出ることはなく、多かれ少なかれ似たような傾向になるでしょう。
ただ、どうにも理解に苦しむのがホームボタン周りの処理。このボタン、ハード的なスイッチに見えますが、実は静電容量方式となっております。
なので、すっかり保護フィルムで覆ってしまっても問題はないハズなのですが、この製品ではざっくりと四角く切り取られております。だからといって特に不都合がある訳でもないのですが、少々気になるところです。
念のため付け加えておきますと、フロントカメラの部分は、ちゃんと丸く切り抜かれており、位置もビシッと決まっております。また、フィルムのサイズはガラス面よりもひと回り小さくなっており、若干の余裕を持って貼り付けられます。作り自体はさほど悪いもんじゃありません。
液晶部分はしばらくこれで何とかなりそうですが、裏面も皮脂がたっぷりと付いており、こちらも何とかしたいところです。ケースに入れるか、保護フィルム的なモノを貼り付けるか、どちらにかにはなるかと思いますが、現状気に入ったモノがありません。
ICONIA TAB A100が日本で発売になって、アクセサリ類が豊富に出まわるようになってから考えることにしましょう。それまでは、見て見ぬふりを決め込むということで。
***Edit***
液晶保護フィルムを『OverLay Plus』に変更してみました。詳しくはこちらから。
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