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LEDランタンを試してみる

2012年6月18日  2014年7月11日 
シンプルに仕上げられております
以前から興味のあったパナソニックの"BF-AL01"を買ってみました。最近になってカラーバリエーションが増えたのですが、あえてオリジナルカラーであるホワイトを選択してみました。

特徴的なのは、同社のアルカリ乾電池"EVOLTA(エボルタ)"を使用すると、連続で約70時間も点灯するというロングランタイムでしょう。

単3形乾電池を3本使用することから、DCコンバータ的な装置は使われていないことが予想されます。このため、明るさはダラ下がりで落ちていきそうな気配ですが、逆に複雑な回路を使用していないため信頼性は高いかも。

光源には白色LEDが使用されており、少々青みがかった光色になっております。個人的には演色性の高い電球色が良かったかなぁ、という気も。

サイズは直径46mm×高さ95mmでシンプルに仕上げられております。重量は約140g(電池込)と、なかなかの重量感。こちらの電池を使用すれば軽量化(と保存期間ならびに利用可能時間の延長)が実現できそうです。

スチッチはシェード部分、というか上半分をひねることでON/OFFできます。電池との接点が物理的に接触したり離れたりする原始的な構造ですが、その分故障は少なそうな雰囲気。また、本体はIPX1相当の防滴仕様となっており、少々の雨や水しぶきぐらいなら大丈夫。アウトドアでも安心して使用できます。

露出の関係で暗めに写っています
光源となるLEDが設置されている部分は、2つのカバーを使用した"ダブルシェード"が採用されており、直進性の強いLEDの光を拡散させようという努力がみられます。

頑張ってはいるのですが、配光を見ても分かるようにLEDの対面方向(例えば床に置いた場合の天井方向)に光が多く発せられる傾向にあります。

なので、一般的な照明のように使いたい場合、天井方面から吊るすことになります。そのため、本製品にはヒモが装備されております。ちなみにヒモは本体を貫通しており、切るか結び目をほどくかしないと外すことができません。

肝心の明るさですが、数値的なところでは最大約5lx(50cm 前方@電池初期時)で、広範囲を明るく照らすようなモノではありません。「その辺に吊るして手元の灯りを確保する」といった使用イメージでしょうか。

試しにトイレで使用してみました。ウチのトイレは外に面していないため、外光を取り入れることができず、電気を消すと真っ暗になります。そんな状態で"BF-AL01"を使用すると、「少々暗いけど用は足せる」程度の明るさとなります。Sカン(S字フック)で高い位置にある吊り棚にぶら下げた状態での感想です。

トイレのように狭く、光が反射しやすい空間では明るく感じますが、広いスペースやアウトドアなど光が反射しない場合、かなり暗く感じることでしょう。そうした状況では、手元を照らす用途に限定されるかと思われます。

パラコードは「もやい結び」で仕上げ
本体付属のヒモは、ポールのようなモノに巻き付け、本体をくぐらせて吊るすようにするため、若干長めになっております。ウチの場合、Sカンやカラビナなどで吊るすことが多いため少々長すぎる感じが。

そんな訳で、サクッと短めのパラコードと入れ替えました。雰囲気もちょっと良くなった感じであります。

入手が容易な単3形乾電池で使用でき、明るさは心許ないけれどもランタイムは長め。使いどころを間違わなければ、十分に使えるランタンです。アウトドアでの使用はもちろん、停電時などにも役立ってくれるでしょう。

"BF-AL01"はパナソニックの製品なので、家電量販店やホームセンターなどでも普通に購入できると思いますが、通販でのお求めなら楽天市場Amazon.co.jp辺りがよろしいかと思われます。

***Edit***
電球色LEDに載せ替えてみました。詳しくはこちらから。



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