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Nintendo Switch用のポータブルドックを試してみる

2017年10月28日  2017年10月28日 
手のひらサイズのドック
Nintendo Switchを友人宅のテレビに接続して遊ぶ場合や、排熱の効果を高めることを目的とする場合など、そこそこ便利に使えそうなポータブルタイプのドックを購入してみました。

Nintendo Switch以外にも、Galaxy S8のDeX Stationや、Macのディスプレイアダプタとしても使えるらしいのですが、それらは未所持に付き詳細は不明。

ということで、本稿はNintendo Switchのドックにフォーカスした内容となります。モノはeBayにて購入しましたが、ブランドは"Melopow"で、モデル名は"M002"となっております。中華プロダクトにありがちな「基本ノーブランドだけどテキトーな名前を付けてる」タイプの製品である様子。

eBayAliExpressで検索すると、形と機能はほぼ同等で名称のみ異なる製品が大量にヒットします。元はどれも一緒っぽいので、どれを選んでも良さそうな雰囲気であります。

機能的には純正ドックの互換品となっておりますが、USBポートは1つしか搭載されておりません。コネクタ自体は拡張ピンを備えた青色タイプで、ハード的にはUSB3.0以降をサポートする様子。が、現時点ではNintendo Switch側の制限でUSB2.0のみの対応となっております。

このほか、出力用のHDMIポート、そして電源入力用のUSB Type-Cポートが装備されております。Nintendo Switchに接続するUSB Type-Cケーブルは本体直付けで、長さはコネクタ込み9cmといった感じ。

使用時には、電源とHDMIケーブルをつないでからNintendo SwitchのUSB Type-Cポートに接続するだけ。純正ドックにセットしたのと同じようにテレビに出力されます。

電源にはUSB PDを使用するのも純正ドックと一緒。Nintendo Switchの純正電源で動作するのはもちろん、Xiaomiの"CDQ02ZM"でも動きました。が、ノーブランドなUSB PD電源"LN45"では動かず。

USB PDで動作
そして、USB PDなモバイルバッテリ"ZMI QB820"でも動作しました。小さくて少々見辛いですが、USB電圧・電流チェッカーは14.8Vの給電があることを示しております。

また、写真には写っておりませんが、HDMIケーブルはモニタにつながっており、映像出力も問題ありません。

さらに、USBポートのチェック用として、ワイヤレスUSB DACな"BT-W2"を挿してみましたが、こちらも問題なく動作しました。

ということで、USBポートが少ない点を除けば、純正ドックと同等に機能してくれることがわかりました。ただし、電源の選択にはご注意を。少なくともNintendo Switchの純正電源では動作するので、他の電源の利用に関してはUSB PD上級者向けのオプションと考えるのがよろしいかもしれません。

直付けのUSB Type-Cケーブルが短く、しかもゴワゴワなので取り回しがよろしくなかったりしますが、サイズはとってもコンパクトで携帯にも便利。価格的にもリーズナブルで、割と気軽に購入できます。

ただ、実際のところはわかりませんが、任天堂が非ライセンスな周辺機器を排除する方向へ進む可能性は否定できません。その意味で若干のリスクはありますが、面白い製品であることは確かなので、興味があるなら試してみるのもよろしいかと。

で、最初にも書いたとおり当方はeBayにて購入しましたが、日本ではAmazon.co.jp辺りで扱いがある様子。若干マージンが上乗せされた価格になっているので、海外通販がOKならば、そちらの利用をお勧めします。



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