ダッチコーヒー風飲料を手軽に楽しむ
夏場に活躍するのは、360ml版のステンレスマグとダッチコーヒー風の飲料。ダッチコーヒーというのはいわゆる水出しコーヒーのことで、本来ならば大げさな器具を使用するのですが、ここではお手軽な方法でやってみます。
写真は冬仕様のステンレスマグとのサイズ比較。小さい方は200mlとコンパクトになっております。
さすがにこの容量ではノドも潤せないので、夏場は少し大型化する訳です。サイズに関わらず仕様はほぼ同一で、内部はフッ素コートが施されており、コーヒー専用にしても茶渋が付着しづらくなっております。
で、ダッチコーヒー風飲料の作り方ですが、用意するのは100円ショップで買ってきた「お茶パック」です。これは、口の開いたティーバッグのようなモノで、中に茶葉を入れることで好きなフレバーのティーバッグが作成できるという製品。
今回は、これにコーヒーを入れてしまいます。コーヒーは市販のアイスコーヒー用で大丈夫。味と香りにこだわるなら、豆を焙煎してくれるお店でダッチコーヒー用のブレンド/ロースト/グラインドをオーダーするのもよろしいでしょう。
実際の作り方は以下の通りです。
(1)メジャースプーンで2杯(約20g)のコーヒー粉をお茶パックに入れます。
(2)お茶パックの口をしっかりと閉じ、ステンレスマグの中に投入。
(3)お湯を少しづつお茶パックにたらして、コーヒーを少々(ステンレスマグの底が隠れる程度)抽出させ、1分ほど蒸らします。
(4)お茶パックを入れたまま水を8分目程度入れ、フタをし、冷蔵庫にひと晩(8時間程度)保管。
(5)お茶パックを取り出し、適当に氷を投入すれば完成です。
ステンレスマグの保温性能は強力なため、8時間程度冷蔵庫に入れたぐらいでは中身が冷えません。そこで氷を投入する訳です。そのため、少々コーヒーが薄くなってしまいますが、その分ゴクゴクと飲めるコーヒーに仕上げることができます。
では、なぜ冷蔵庫に入れるのかというと、それは単に保管のためです。この季節、そのまま放置すると雑菌の繁殖など危険が多いからであります。
もちろん、他の容器を使えば冷たいアイスコーヒーができるのですが、手軽さと可搬性を重視するためこのような方法を取っています。
すなわち、コーヒーの抽出に使用した容器をそのまま持ち出すことができ、冷たいアイスコーヒーが楽しめます。しかも、洗い物は基本的にステンレスマグだけなのでお手軽、という訳です。
本格的なダッチコーヒーとは比較になりませんが、水出しコーヒーならではのすっきりした飲みごたえは他にないものです。ぜひお試しあれ。
ちなみに、冒頭の写真の360ml版ステンレスマグは旧タイプですが、現行の製品では樹脂製飲み口が付属したり、センが洗いやすくなったりと使い勝手も向上しております。価格もこなれてきているので、まだお持ちでない方にお勧めです。通販での購入ならAmazon.co.jpや、楽天市場辺りがよろしいかと。
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