ICONIA TAB A100でBluetoothキーボードを試してみる
もちろん、普通にペアリングは完了したのですが、画面には入力デバイスとして認識された様子が映し出されております。
さらに、何の気なしにマウスを動かしてみると、マウスポインタまで出現しました。「これはッ!?」と、マウス機能付きBluetoothキーボード『WKB-1500』を引っ張り出してきて接続してみると、こちらもきちんと入力デバイスとして認識されます。
どうやらICONIA TAB A100では、BluetoothのHIDプロファイルがサポートされている様子。試しに、エディタを起動してキーボードをポチポチしてみると、ちゃんと英数字が入力されました。
そこで、急ぎAndroidマーケットにて日本語IMEをいくつかダウンロードしてきました。
で、片っ端から試したところ、細かな動作に違いはあるものの、どのIMEでもとりあえず日本語の入力が可能でした。その中でも、『OpenWnnフリック入力対応版』が(今のところ)最も使いやすい感じです。超個人的なその理由は...
1)物理キーボードの使用中はソフトウェアキーボードが出現しない点。
2)[shift]+[space]で、1バイト英数字⇔日本語入力に切り替えられる点。
3)タッチ入力において、横画面ではqwerty配列が選べる点。
4)タッチ入力において、縦画面では12キーのフリック入力が選べる点。
...の4つ。1)はまさに書いてある通り。ソフトウェアキーボードがせり上がってこないため、画面を広々と使うことができます。2)は結構重要。キーボードから手を離すことなく入力が切り替えられないと結構ストレスとなります。使用する物理キーボードとの相性もあるのでしょうが、ウチの環境でこれができるIMEは少なかったです。
3)と4)は物理キーボードを使用しない場合のお話。基本的にはqwerty配列のアルファベット入力が好きなのですが、7インチの縦画面ではキーが小さくなりすぎるため、その時ばかりはフリック入力が使いたい、という訳です。
ちなみに物理キーボードをつないでいる場合には、画面の縦横には関係なく、直接キーボードから入力できます。
こちらが、テキストエディタと『OpenWnnフリック入力対応版』、そしてBluetoothキーボード『WKB-1500』という組み合わせで入力した際の画面です。
ノートPCのように快適に...とは言えませんが、ソフトウェアキーボードをペチペチするよりはスムーズに入力できます。
なお、スクリーンショットの撮影用にマウスポインタを出現させておりますが、通常、文字入力の最中にマウスポインタが見えることはありません。マウスの使用中だけポインタが出現し、処理が他に移るとポインタは消えてしまいます。
マウスの話が出ましたので、ちと補足など。今回試した『WKB-1500』には、マウス機能が用意されております。ジョイスティックのようなポッチを動かす事でマウスポインタをコントロールできます。
もちろん、マウスの左右クリックに相当するボタンも用意されております。また、縦方向のみですが、スクロール用のタッチパネルが用意されており、指でなぞるとスクロールします。
これらの機能は、Android上でもしっかりと機能しました。ICONIA A100は兄貴分のA500とは異なり、USBホスト機能を持っていない(らしい)のですが、いくつかのデバイスはBluetooth接続で代替ができそうです。
今ひとつ使いづらいと感じていた『WKB-1500』が、かなり快適なデバイスへと変わって嬉しいのと同時に、Andoidが急速に進化しているのを、まざまざと見せつけられた気がする今日この頃です。
***Edit***
任天堂謹製のBluetoothキーボードも試してみました。詳しくはこちらにて。
コメント
まずは取り急ぎお礼まで。
無事に届くと良いですね。