[Nexus7] いろいろな周辺機器を試してみる(3)
とは言え、USB接続型のコントローラであれば普通に使えるようになっておりますで、ここではワイヤレスにこだわってみたいと思います。
そんな感じでピックアップしたのが冒頭の写真にある2個。どちらも、専用アプリが用意されており、Android端末での利用実績があるモノです。基本的には"Nexus7"でも使えるハズなのですが、何事もやってみなければ分かりません。そんなこんなで、さっそくPS3用コントローラから。
結果から書いてしまうと「問題なく使用可能」。しかもペアリング情報の書き換えにPCを使う必要がないため、microUSBへの変換(OTG)コネクタ/ケーブルさえあれば簡単に設定が行えます。その辺を軽くご説明。
必須アプリとなる"Sixaxis Controller"はPlayストアからダウンロードしてきます(有料)。要rootなのでご注意を。
まずは有線での動作確認から。ウチではOTGケーブル+miniUSBケーブルで接続しました。接続後にコントローラのPSボタンを押すとシステムに認識されます。この状態で十字キーを押すとホーム画面が左右に動いたり、置いてあるアイコンのフォーカスが移動したりするので、これが確認できればOKです。
そのままの流れで、アプリ"Sixaxis Controller"を起動します。初めて起動した場合「言語と入力の設定が必要でっせ(超意訳)」と表示されるのでOKをタップしてシステムの設定画面へ。"キーボードと入力方法"の"Sixaxis Controller"にチェックを入れたらバックボタンでアプリの画面に戻ります。
続いて、画面左側にある"Start"をタップし、その後右側にある"Pair Controller"をタップします。
すると、こちらの画面のように端末のアドレスが表示されるので、"Pair"をタップすればコントローラのペアリング情報が書き換えられます。
そのままUSBケーブルを外せば、程なくコントローラがワイヤレスで接続されます。画面左側のメッセージ蘭に"Client1 connected [Battery status:xxx]"(xxxはバッテリ残量の文字列)が表示さればOK。あとは"Change IME"をタップしてIMEを"Sixaxis Controller"に切り替えればセッティングは完了です。
この状態でコントローラの十字キーを押すとメニューのフォーカスが移動するのが確認できるかと。次回以降の接続では、アプリの"Start"をタップしてPSボタン押し、IMEを切り替えるだけで使用可能となります。
ちなみに、コントローラの使用を終える場合には、アプリの"Stop"をタップすれば接続が切れ、コントローラの電源もOFFとなります。
お次は、Nintndo Wii用のコントローラであるWiiリモコン。
こちらも「(Android4.1.2まで限定で)問題なく使用可能」でした。しかもPS3用コントローラのような面倒な手続きも必要なく、比較的簡単に接続できます。
必須アプリとなる"WiimoteController"はPlayストアにてダウンロードしてきます。こちらはフリーなので気兼ねなく使用できるかと。root権限を必要としないのでさらにお手軽です。
アプリをインストールしたら、こちらもシステムの設定→言語と入力→キーボードと入力方法で"WiimotoControllerIME"にチェックを入れておきます。
まずはじめにシステムの設定にてBluetoothをONにしておきます。続いてアプリを起動。初めての場合には、長々と注意事項が表示されますが、問題がなければ"I agree"をタップして進めます。
アプリ画面の上部にある"1. Init and Connect"をタップして、Wiiリモコンの1ボタンと2ボタンの同時押しを実行。WiiリモコンのLEDが点滅して程なく接続されます。アプリ画面に"Done..."、"Polling button data..."のメッセージが確認できればOK。
次に"2. Select WiimotoControllerIME"をタップし、"WiimotoControllerIME"のラジオボタンをONにすれば完了。
この状態でWiiリモコンのボタンや十字キーを押すと、入力結果が画面にずらずらと表示されます。
これでWiiリモコンが"Nexus7"のコントローラとして使用可能となる訳です。なお、コントローラの使用を終了する場合には、上記の"2. Select ..."にてIMEを元に戻し、BluetoothをOFFにすればコントローラの電源もOFFとなります。
実際に試してみたところ、どちらのコントローラも問題なく使用できました。まだシステム周りをいじるのに手一杯でゲームまでは手を出しておりませんが、これなら快適にゲームが遊べそう。特にレバー(十字キー)とボタンを使用するトラディショナルなコントロール系統のゲームは強力な武器となります。
PS3の初期型ユーザであればSixaxisが余っていたり、Wiiも初期ユーザであればモーションプラス機能がないWiiリモコンが余っていたりすることも多く、リユース的にもよろしい感じです。興味のある方はぜひお試しあれ。
なお、"Sixaxis Controller"の活用方法などはこちらにまとめてありますのでよろしければご一読を。
コメント
・Sixaxis Conpatibility Checkerを起動した際に"Your device appears to be supported."のメッセージが表示されますか?
・ペアリングコードの書き換えは正しく行われていますか?
・SuperusrやSuperSUなどのツールでSixaxis Conpatibility Checkerに管理者権限を許可していますか?
状況がまったく見えないのであまりアドバイスも出来ないのですが、上記項目をチェックしてみてくだされ。
もしダメなようでしたら、コントローラを接続する際、sixaxis controllerの画面左側に表示されるメッセージの状態を教えて下さい。何かのヒントになるかもしれないので。
(≧▽≦)
Androidデバイスにおいては、記事内に登場する"Sixaxis Controller"アプリにより無線接続が可能になるかも。なお、環境的に同アプリが使えない場合、USBケーブルによる有線接続のみとなります。