PS3を新調してみる
これまで頑張ってきたPS3(CECHB00)が機能を停止したためです。こいつはYLODというPS3特有の持病持ちだったのですが、ヒートガンによる応急処置により、とりあえず延命を続けておりました。
一度処置をすれば長くて6か月、短くても3か月程度の正常稼働期間があったのですが、ここに来て数週間で再発するようになり、ついには2日と持たない状態に。いまさら後悔しても仕方ないのですが、この時に決断して買い換えておけば、torneの録画やゲームデータ、ストレージに保存していた写真などを救出することができたハズです。
しかも、最近は処置後も普通には起動せず、セーフモードからのファイルシステム修復が必須に。さらに、VRAMが逝きかけているような雰囲気でセーフモードのバックグラウンドにノイズが乗っているような状態でした。
普通に考えたら限界の状態だったのですが、「あと1回ぐらいなら行けるハズ」という根拠のない思い込みが迅速かつ正しい判断を阻害していたようです。急遽新型のPS3を手配し、それが到着した時にはすでに手遅れの状態。
せめて1時間だけでも動いてくれれば、と数回のヒートガン処置を繰り返したのですが、息を吹き返すことはありませんでした。以上が不本意ながらPS3を買い替えた経緯であります。
愚痴はこの辺にしておいて、新型の(というほど新しくもありませんが)PS3 CECH-4000Bの簡単なレビューなど。すでにユーザも減りつつあるとは思いますが、初代PS3(CECHB00)との比較という切り口のプロコン(Pros/Cons)リスト形式でお送りします。
Pros(良い点)
○小型軽量化
容積・重量共に感覚的には50%減といった感じ。CECHB00はテレビの前で威圧的な存在感を示していたのですが、同じ位置に設置してもCECH-4000Bなら物理的にはもちろん、視覚的にもジャマになりません。
○静音化
CECHB00では「ピッ」→「ブオーン(ファンの回転音)」というのが起動時のセレモニーだったのですが、CECH-4000Bでは「ピッ」→「...」といった感じでかなりファン音が低減されております。CECH-4000Bは発熱が少ないため基本的にファン音も小さく、ゲームを遊んでいてもうるさく感じることはありません。
○Wi-Fi内蔵
鬼っ子であるCECHB00には無線LAN機能が非搭載でした。特に使っていた機能ではないので、今となってはどうでもいいことだったりしますが...ないよりはあった方がよろしいかと。
○価格
絶対値としてはそこそこの値段ですが、CECHB00が約5万円だったのを思うと安く感じます。今ではその半分以下で購入できる訳ですし。例えばAmazon.co.jpならこんな感じ
Cons(悪い点)
×ドライブ音
ファン音の減少や筐体の簡素化により相対的に大きく感じるのかもしれませんが、ドライブの回転音およびシーク音がかなり目立ちます。また、起動時にディスクが入っている場合、それが未使用でもしばらく回転音を聞くことになります。アクセスがない場合には数分でディスクの回転が停止するのでそれまでの辛抱ですが。
×安っぽい
コストダウンのたまものか、非常に作りが安っぽくなっております。筐体の素材も柔らかく、ティッシュペーパーで拭いただけで細かなキズが付きます。特にツルピカ処理の部分には注意が必要。
×トップローディング
スライドオープンのカバーはボタンを押すだけでカシャっとカッコ良く開くのですが、閉じる際には手でカバーを移動させなければなりません。また、縦置きで使用する場合、ディスクの出し入れを片手で行うのが困難になりました。
×縦置きスタンド
スタンド無しでもとりあえず自立はしますが、安定性確保の観点からスタンドの使用は必須。純正品は高価かつフットプリントも大きめなので、とりあえずサードパーティ製のスリムで安いスタンドを使用しています。
×USBポート
CECHB00の4ポートから半分になり非常に不便。ウチの場合torneと外付けUSB HDDだけで埋まっていしまいます。必要に応じて差し替えるか、またはUSBハブの導入が必要になりそう。
×PS2互換性
CECHB00の大きな特徴であった、PS2との互換機能がなくなりました。とは言え、初期モデルだけの特殊機能なので、有効活用しているユーザの方が少ないかもしれません。
総評
製造コストを重視していなかった初期モデルと比べてしまうと安っぽさが目立ちますが、モノとして成熟しつつある製品であることを感じました。
買い替えによって失われるPS2互換機能だけはどうにもできませんが、それ以外大した問題ではありません。逆に小型軽量化および静音化は大きなアドバンテージとなります。
特に、現在YLODが発生しており、自分で処置を重ねているユーザには買い替えを強くお勧めします。起動可能な状態なら"データ転送ユーティリティー"を使ってスムーズに移行できる訳ですし。
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