Windows 7 SP1のロールアップパッケージを試してみる
新規やアップグレードでWindows 7 SP1をインストールした場合に、数百にもなるアップデートを個別に当てる必要がなくなるという便利アイテム。
SP1以降、順当にアップデートを重ねていれば必要のないシロモノです。ウチのPCはVistaからアップグレードした口なのですが、その際にWindows Updateでいくつかのエラーを確認しており、(無いとは思いますが)取りこぼしがあるとマズいので、念のためこのパッチを当ててみることに。
この"ロールアップパッケージ"、ソフトウェアとしてのWindows Update経由では入手できません。Web上の"Windows Update カタログ"でのみ提供されます。ということで、普段使用しているFirefoxにて同サイトにアクセスしてみると...。
"この Web サイトの全機能を使用するには、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を実行している必要があります。"
というアナウンスが。仕方がないので年に数回しか使わないIEを起動して再び同サイトにアクセスしてみると、とりあえず開けました。なのですが...。
"この Web サイトを利用するには、ブラウザで UserData データの常設が有効に設定されている必要があります。"
今度はこんなことを言われてしまいます。「これはなんぞ?」と思いつつ、指示のとおりに設定すべくオプションを開いてみたのですが、すでに"UserDataの常設"は有効となっておりました。
念のため一度"UserDataの常設"を無効にしてから保存し、再び有効化してみましたが状況は変わりません。IEやシステムの再起動も試しましたがやはり同じ画面しか表示されず。
これはもう何かのトラブルであることが明白なので、先達の皆様に頼ることにします。ズバリそのものな答えではなかったのですが、参考になったのはこちらのページでした。当方が実施したのは、新規アカウントを使用する方法。
Windows 7のコントロールパネルに用意された"ユーザーアカウントの追加または削除"を使い、管理者権限を持つアカウントを追加しただけです。で、その新規アカウントを使って"Windows Update カタログ"にアクセスしてみると...。
これでやっと目的のページを開くことができました。あとは"Windows 7用更新プログラム(KB3125574)"をダウンロードして適用するだけ。
実際にパッチを当ててみましたが特別な感じはなく、通常よりも長めなWindows Updateという雰囲気。300MBを超えるアップデートですので、それなりに時間がかかります。なお、当たり前の話ではありますが、適用後に体感できるような変化はありません。
今回の対処方法でとりあえず目的のファイルを入手することができましたが、根本的には何も解決しておりません。アカウントを元のモノに切り替えれば、やはりアクセスできない状態のまま。
この問題を解決する労力と使用頻度を秤にかけて、今回はこれで良しとします。若干のモヤモヤ感は残りますが、ヘタに手を入れてさらなるトラブルを呼び込んでしまうよりはマシでしょう。通常の利用では何も問題ないようですし。
レアケースかもしれませんが、同様のトラブルに遭遇した際にはお試しあれ。
コメント
ありがとうございます。
なにが原因なんでしょうね?
ActiveX辺りが悪さしてるんでしょうか…
Win7がアップデートできなくなり
再インストールしたところで困ってました。
ありがとうございました!