さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

2017/10/21

Nintendo Switchの音声をワイヤレス化してみる

スピーカーのアイコンに注目
先日のアップデートにてシステムのバージョンが4.0.0となったNintendo Switch。動画記録機能が搭載されたのは周知のとおりですが、実は密かにUSB DACがサポートされました。

手持ちのUSB DACをつないでみると、確かに音が出ます。TVモードはもちろん、携帯/テーブルモードでもOTGケーブルを介することでUSB DACが動作しました。

UI(ユーザインタフェース)にも若干のアップデートがあり、USB DACを接続した状態で音量調整の操作をすると、ボリュームインジケータの並びにあるスピーカーアイコンに"USB"の文字列が付加されるようになりました。ちょうど上記写真の右側、スライダーの並びにあるアイコンがそれ。

USB DACが動作するということは、クリエイティブメディアの"BT-W2"が使える可能性も濃厚な感じです。詳しくはリンク先のエントリを参照していただくとして、これがナニモノか一言で説明すると「aptX Low Latencyに対応したワイヤレスUSB DAC」。

aptX Low LatencyをサポートするBluetoothレシーバ/ヘッドホンとの組み合わせにより、極めて遅延の少ないワイヤレス接続が可能となります。かなり前に登場したプロダクトであり、当然のごとくNintendo Switchはサポートされません。でも、状況的に動きそうな感じ。

ということで、早速試してみました。まずは、携帯/テーブルモードから。先のUSB DACと同様、USB OTGに対応したアダプタ(ケーブル)を使用してNintendo SwitchのUSB Type-Cポートに接続すると、"BT-W2"のインジケータが点滅して接続待機状態となりました。

すでにペアリングが完了しているBluetoothヘッドホンの電源をONにすると、ヘッドホンがピポッと鳴って接続が完了。Nintendo Switchを操作してみるとちゃんと音が聞こえました。ちなみに、本体のボリュームスイッチで音量を変えると、上記写真と同様のアイコンが表示されます。

気を良くして、次はTVモードで実験。が、ドックに搭載されたUSBポートに接続すると"BT-W2"のインジケータが点滅しません。いくら待っても消灯したまま。バスパワーが止まっているような雰囲気です。

認識されました
ならば、ということで、"BT-W2"を挿したままNintendo Switchの電源を落としてから起動してみると、インジケータが点滅をはじめました。

で、先程と同様にBluetoothヘッドホンの電源をONにすると問題なく接続し、音が出るようになりました。これで、めでたくNintendo Switchの音声をワイヤレス化することができました。

重要なのはスリープさせるのではなく、Nintendo Switchの電源を長押しすると表示されるメニューの"電源オプション"から"電源OFF"を選択すること。ちゃんと電源を落とさないと"BT-W2"が認識されません。

けれども、一度認識されてしまえば、"BT-W2"の抜き差しは普通に行なえます。スリープ時でも電源OFF時でも問題ナシ。ネゴシエーションに少々時間はかかりますが、ちゃんと再接続できます。ただし、電源ケーブルを抜き差しした場合、再び"BT-W2"を挿してから電源OFF→起動のプロセスが必要となりますのでご注意を。

もちろん、挿しっぱなしでもOK。なのですが、ドックのUSBポートは常時給電する仕様らしく、接続したままだと"BT-W2"のインジケータが点滅を繰り返します。実害はないので放置しても良いのですが、気になるようだったら裏ブタ内のUSBポートに挿すという手もあります。

そんな感じで、Nintendo Switchの音声をワイヤレス化する試みは、ほぼ成功を収めました。現状、これ以上スマートにワイヤレス化する方法を知らないので、個人的には最良の方法であると考えております。

肝心の"BT-W2"ですが、リリースからずいぶんと時間が経過しており、いつまで販売が続くかあやしい感じではあります。なので、興味があるなら早めに抑えておくのがよろしいかと。モノは直営のクリエイティブストア以外にも、楽天市場Amazon.co.jpでも扱われております。



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2017/10/12

QC2.0/3.0なモバイルバッテリを12V電源として使ってみる

12Vを出力できました
タイトルにあるQCは、Qualcommの急速充電技術である"Quick Charge"の略。詳細は割愛しますが、9Vや12Vなどの電圧によりスマホやタブレットを高速に充電する技術です。

同社製のSoCを搭載したデバイスのみで使用可能な技術であり、非対応機種のユーザとしては特別気にかけることもありませんでした。

が、ある日のこと「QCの12V出力を汎用的に使えたらモバイルバッテリがもっと便利に使えるかも」ってなことを発想。QC対応の電源から任意の電圧を取り出すことができるトリガーデバイスを使えば、とりあえずはなんとかなりそうです。

トリガーデバイスは、その機能のみを実装したハードウェア(基板)であることもありますし、USBの電圧/電流チェッカーに機能が内蔵されていることもあります。今回は、QCはもちろんUSB PDのトリガーも内蔵した高機能USB電圧・電流チェッカーである"Kotomi Pro"を使ってみます。

冒頭の写真がその実験風景。手元にあったQC対応のモバイルバッテリである"ZMI QB820"を使って12Vを出力してみました。ちなみに、赤い基板のUSB電子負荷装置は、モバイルバッテリの自動OFF機能が働かないよう、一定の負荷をかけるために接続しています。

当たり前の話ではありますが、実験的にはまったく問題ナシ。普通に12Vを出力させることができました。が、このモバイルバッテリの場合、12V出力時の最大電流は1.5Aとなっており、汎用的な電源としては少々力不足な感じ。もう少し、パワーが欲しいところです。

USB-ACアダプタでは、3A程度の出力が可能だったりするようですが、モバイルバッテリの多くは1.5A止まり。調べてみると、Ankerの"PowerCore Speed 10000 QC"は12V時でも2Aの出力が可能であるらしく、サクッと手配してみました。

そんなこんなでモノが届きましたので、基本的なチェックなど。まず、外観ですがひとめでわかる樹脂感があります。ただ、梨地仕上げとなっており指紋などが目立ちにくいのはよろしい点。インジケータには青色LEDが採用されております。眩しくはありませんが、個人的には白色LEDの方がよかったかなぁと思ったり。

出力用ポートはQC3.0に対応しており、もちろんQC2.0とも互換性があります。今回のように本来の目的とは違う使い方をする場合、0.2V刻みで電圧を変更できるQC3.0よりも、5V/9V/12V/(20V)が決め打ちできるQC2.0の方が便利だったりします。

入力用ポートはUSB micro Bで、QCには非対応。ちょっと残念な点です。が、2Aでの入力が可能なため、一昔前のモバイルバッテリよりは高速に充電できるかと。

2Aの出力を確認
続いて出力をチェックしてみます。今回の目的である12Vを"PowerCore Speed 10000 QC"の仕様の上限である2Aで出力。とりあえず問題はなさそうな雰囲気です。

ちなみに2.2A辺りまで電流値を上げたところでリセットが働き、強制的に5V出力へと戻されました。ということで、次は実践編。

用意したのは、DC12Vで動作する自作の17インチモニタ。接続形態としては実験のそれとほぼ同じで、"PowerCore Speed 10000 QC"に"Kotomi Pro"を接続して、そのアウトプットにUSB-DCなケーブルを接続。そのDCプラグをモニタの電源ジャックに接続すれば完成です。

で、HDMIケーブルを接続すると画面を表示させることができました。予定していたとおりの動作とはいえ、本当に動くのを見ると軽い感動を覚えます。使用時の消費電力は、12.2V@1.1Aで約13.4W。1時間ほど使用してみましたが、約16Whが消費されました。

"PowerCore Speed 10000 QC"の容量としては36Whなので、2時間ぐらいは使えそうな雰囲気です。LEDインジケータも2つ消え、50%消費した状態を示しておりましたので、計算に間違いはなさそう。

バッテリを触ってみてもほのかに温かい程度の発熱となっており、無理をしている感じもありません。ということで、消費電力が13W付近で安定した機器であれば問題なく動作するようです。

常用するには稼働時間的に難しい感じですが、例えば停電時などのバックアップ電源として、あるいは電源のない場所で使用する必要が生じた場合などで便利に使えるかもしれません。

今回は12Vに限定したお話でしたが、QC2.0では9V出力も用意されており、同様に利用できます。しかも、9Vなら出力電流も少し増えるため、より多くの機器で利用可能になる可能性があります。

最後にトリガーデバイスの入手に関してですが、ハードウェアタイプのヤツがAmazon.co.jpで購入可能。が、海外通販がOKならば数百円で買えたりしますので、こちらを利用するのもよろしいかと思われます。



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2017/10/07

マイナンバーカードを申請してみる

ウチの近所ではよく見ます
身分証明なら運転免許証が、電子証明書なら住基カードがあるので、マイナンバーカードはスルーしてきました。

先日届いた行政機関からのハガキで知ったのですが、あと数ヶ月で電子証明書の有効期限が切れるとのこと。そんな状況で、マイナンバーカードを作る機運が一気に高まってまいりました。

最近では、街角の証明写真機で申請ができるらしく、これを試してみることに。いくつかのメーカーがそうした機械を設置しているようですが、今回使用したのは、こちらの写真にあるDNPの"Ki-Re-i"なる証明写真機。

機械の右下には、デカデカとマイナンバーカードの申請に対応していることが明記されており、良い目印となります。街に出て探してみると、結構そこかしこに設置されている様子。

で、この証明写真機でマイナンバーカードを申請する場合、すでに受け取っているハズの"個人番号カード交付申請書"が必須となります。

このほかに必要となるのは撮影の代金のみ。ではありますが、撮影前に御髪を整える携帯用ブラシぐらいは持っておいても損はありません。

また、事前情報として顔写真の注意点撮影時の姿勢に関してはチェックしておいた方がよろしいかと思われます。

実際の操作は非常に簡単です。指示にそって進めるだけ。証明写真機のタッチパネルディスプレイに表示される初期画面にはマイナンバー申請用のメニューがありますので、これを選んで作業を開始します。

マイナンバー関連は3パターンあり
申請方法に関しては、証明写真機で申請する、郵送で申請するための写真をプリントする、スマホで申請するための写真データを受け取る、の3パターンがありますのでご注意くだされ。

見てのとおり、代金はいずれも800円。これは設置場所により異なるようですが、とりあえず1,000円前後を見込んでおけば間違いはなさそう。

もちろん、ここは証明写真機からダイレクトに申請する方法を選択します。が、何やらエラーが発生したらしく「現在、証明写真機からの申請ができません」的なメッセージが表示されてしまいました。

一瞬慌てましたが、通信機器にありがちなネゴシエーションの失敗である可能性もあり、一度トップメニューに戻って同じ操作を実施。すると問題なく動作するようになりました。そんなこともあるので、エラーが表示された場合にはもう一度やり直してみることをお勧めします。

最初に交付申請書のQRコードをスキャナにかざすのですが、そのコードに紐付けされた情報があらかじめ読み込まれるため、住所や氏名などの文字を入力する必要はありません。表示の内容をチェックするだけでOK。

肝心の写真撮影ですが、この機械の場合は最初に2回実施されます。で、どちらか気に入った方を選ぶと。どちらもイマイチな場合には、もう一度だけ撮影をやり直すことができます。こちらも、2回撮影。で、最初に撮影した2枚と合わせて計4枚の写真から選択することになります。

写真を選んだら、トリミングを実施。顔の上下に表示された2本の線を頭頂部とアゴの先に合わせる、画面に表示された中心線を合わせる、という簡単な操作で行なえます。これでほとんどの作業は終了。最後に交付申請確認証(兼領収書)がプリントされるので、忘れずに持ち帰ります。

そんなこんなで、証明写真機からのマイナンバーカード申請は無事完了しました。あとは、交付通知書の発送を待つばかり。それが届いたら、指定の場所で受け取ることになります。

証明写真機からの申請ですが、自分のタイミングで誰に気兼ねすることなく行えるのは非常に便利。少々の代金は発生しますが、スマホで撮影する手間や写真の仕上がり具合を考えたら納得の範囲です。しかも、申請書を自分で作る手間がかかりません。

「長く使うカードなのであまり写りの良くない顔写真は使いたくないけど、プロに頼むのもちょっと...あと面倒なのはイヤ」という方にはお勧めの方法でありました。



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2017/09/30

Pokémon GO Plusを自動化してみる

外装はノーマル
以前購入し、未使用の状態で保管されていた2台目のPokémon GO Plus。改造した初代も問題なく動作しており、スペアとしての待機も不要そうな雰囲気です。

ということで、改造など施してみることに。初代はAuto/Manualの切り替えタイプでしたが、今回はシンプルに自動化のみ...ではつまらないので、ひと手間を加えてもうちょっと便利にしてみます。

それは、Pokémon GO Plusが元から備えている接続確認機能を使えるようにする、というモノ。スマホと接続している状態でPokémon GO Plusのボタンを短く押すと、ブッと一瞬だけバイブレータが動作して接続中であること教えてくれます。この機能のおかげで、スマホの画面を見なくても状況を確認できるという次第。

ところが、Pokémon GO Plusの自動化としてメジャーなバイブレータとボタンとを短絡させる方式では、ボタンを押すとバイブレータが無条件かつ全力で動作するため、接続確認が行えないというデメリットがありました。

さらに、Pokémon GO Plusのリセット動作(5秒長押し+5秒長押し)も、機能こそするものの、ボタンを押している間バイブレータが動作し続けるため、精神衛生上よろしくない状態なのでありました。

これらの問題は、ダイオードの利用によりクリアできるらしいことを最近になって知りました。仕組みとしては、モーターとボタンをつなぐリード線の途中にダイオードを入れることで、バイブレータが動作した場合のみボタンにも電気が流れる、ってな雰囲気です。

ボタンを押してもダイオードに阻まれてバイブレータとの回路が成立しないため、バイブレータは停止したまま。けれども、ボタンとしてはきちんと機能するため、接続確認やリセットの操作は正常に行える訳です。

配線完了の図
で、準備や手順はすっ飛ばして、とりあえず配線が完了した状態がこちら。このあと、グルーガンでリード線やダイオードを固定して仕上げます。

基板の手前側に見えている青いのがダイオード。ここでは、比較的コンパクトで電圧降下の少なめなショットキーバリアダイオード(STマイクロのBAT41)を使用しました。

どんなモノを選んでも仕様的には問題ありませんが、サイズだけは注意した方がよろしいかと。あまり大きいと筐体に収めるのが難しくなります。

BAT41の場合、本体部分のサイズは直径2mm×長さ4.5mmとなっており、このレベルなら筐体をいじることなく収めることができました。

なお、ダイオードには方向性がありますのでご注意を。本体をよく見るとカソードマーク(主に黒帯だったり)がありますので、このマーク側の足がバイブレータにつながるようにします。

で、実際に使ってみましたが、これがなかなかに良好な感じ。接続状態の確認が手の感触だけで行えるのは非常に便利です。念のためリセット動作も試してみましたが、こちらも問題ナシ。

それらの操作において、使用感はノーマルなPokémon GO Plusと完全に一致します。それでいて、つながってしまえば自動運転で快適に使用できる訳です。

スイッチパーツの極小部分にリード線をハンダ付けする、その気概とスキルを持ってすれば作業難易度的には問題ないハズ。ダイオードを用意したり、作業工程が増えたりで少々手間ではありますが、これから自動化改造を目指すならお勧めの工作でありました。

今回使用したBAT41はせんごくネット通販で購入しましたが、同じモノにこだわらなければ楽天市場Amazon.co.jp辺りで小さめサイズのヤツを探してみるのもよろしいかと思われます。



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2017/09/23

[Nexus4] Android 8.0 Oreoを試してみる

Oreoのイースターエッグ
タイトルにミスはありません。本当にNexus4のお話。登場から5年となり、さすがにもう終了な雰囲気が漂っていた訳ですが、なんとAndroid 8.0 Oreoが移植されたというニュースが舞い込んできました。

思い立った時に充電するだけのメンテナンスモードに入り、生かさず殺さずな感じに運用されてきたウチのNexus4。この期に及んで再び日の目を見ることとなった次第でありました。

モノはxdaの"Unlegacy Android Project"スレッドにて配布されております。ダウンロードリンクはこちら。xdaにて公開されていることからもわかるように、ユーザ主体で作成されたカスタムROMとなっております。

しかも、実験的意味合いが強く、今後どうなるかは不明。もちろん、無保証です。間違っても常用など考えてはいけません。今の段階では「Nexus4にOreoが入るのを確かめてニヤニヤする」ための素材と思うのが正解です。

そう言い切れるのは、非常に不安定であるため。ことあるごとにアプリが落ちます。頻度は高くありませんが、システムを巻き込んで落ちてしまい、強制リスタートになることもあったり。

とは言え、モバイル通信やWi-Fi、カメラ、センサーなど多くの機能が(不安定気味ながらも)動作するため、ひと通りOreoを体感することができます。もちろん、日本語も大丈夫。

インストールにはちょっとしたコツが必要になりますので、ここではその辺に関してご紹介しようかと。作業自体は、一般的なカスタムROMのそれと同様。当方ではカスタムリカバリとして、以前から使っているTWRPをそのまま使用しました。

システム情報はこんな感じ
ROM自体は上記ダウンロードリンクの新しい日付の方を落としてくればOKなのですが、問題はGapps。同スレッド内でもいくつか紹介されておりますが、モノによっては上手くインストールできません。

インストール後に処理がリカバリに戻ってこず、しばらくして突然リスタートとなるパターンがあります。それでも、システム自体は正常にインストールされているため、一応起動シーケンスは完了するのですが、最初のセットアップウィザードが停止するため設定を進めることができません。で、そこで詰みと。

とりあえずインストールが成功し、セットアップウィザードの停止もなかったのは、"Slim_gapps_revisited_8.0_micro_05092017_test.zip"というファイル名のGapps。これも先のスレッドで紹介されていたモノで、こちらからダウンロードできます。

それでも、不安定なことには変わらず、"Google Play開発者サービス"が落ちまくって、設定の途中でフリーズしてしまうこともしばしば。電源スイッチによる強制リスタートを根気強く繰り返し、やっと設定が完了するような状態です。

そんな感じですので、実用性は皆無。なのですが、夢はあります。特にNexus4好きにとってはたまらないモノが。できれば、安定動作するまで育てて欲しいROMです。

端末のバックアップが完璧ならば、元の状態に戻すのも容易。なので、興味のあるユーザには(おヒマな時に)試してみるのもよろしいかと思われます。



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2017/09/19

電球チックなLEDライトを試してみる

お手軽なUSB電源仕様
暗所での作業などに便利そうな雰囲気だったので買ってみました。USB電源で点灯する電球型のLEDライト。

モノはJTT(日本トラストテクノロジー)の"denki_U"で、型番は"USBDENUDL"。

見てのとおり、カタチもサイズも白熱電球に近い感じに仕上げられております。

ありがちな製品ではありますが、特徴的なのはタッチセンサー方式のスイッチで無段階の調光が行える点。そして、これまでの電球型LEDライトよりも光の広がる範囲が広くなっている点です。

上記写真で手前に見えているのがセンサースイッチ。軽くタッチすればON/OFFでき、触り続けると最大照度→最小照度→最大照度→最小照度...のサイクルを繰り返します。

好みの明るさになった時点で指を離せば設定は完了。この設定は電源に接続している限り保持されます。

すなわち、調光後にタッチ操作で消灯しても、次回の点灯時には設定した照度で光ります。なお、電源との接続を完全に断つと調光状態もリセットされます。

この動作から察するに、消灯状態でも電力を消費しているような雰囲気。そんな訳でサクッとチェックしてみました。

最大照度:0.52A(2.67W)
最小照度:18.51mA(0.095W)
消灯時:0.085mA(0.004W)

ごくわずかですが、消灯時でも電力を消費することが判明。とは言え、コレを常時給電状態で使用するとは考えにくく、気にする必要はなさそう。

そも、USB-ACアダプタで使うならそれ自体の待機電力があるし、モバイルバッテリなら微電流すぎて自動カットオフ機能が働くハズです。

で、肝心の明るさ。ランタン的に使用した場合ですが、10Wぐらいの白熱電球に近い明るさがある感じ。完全に暗闇となる脱衣所の天井付近に吊るし点灯したところ、薄暗くはあるものの、とりあえず普通に活動できます。

また、夜間にベランダ付近で作業をするための作業灯としても使ってみました。この場合には、目的の場所に近い場所で点灯させることとなり、必要にして十分な明るさが得られました。

いずれのシーンでも、なかなかによろしいと感じたのが光の広がり方。いわゆるLEDライトのように指向性がある光ではなく、下、横、そして上方向まで、それこそ電球的に光が広がってくれます。

狭い空間では天井まで光が回るため、視界の中で極端な明暗差が発生せず、体感的に明るく感じます。また、作業灯として使う場合も、必要な場所に影が落ちないように気をつけるだけで良く、テキトーに吊るすだけで手元から目的の場所まで照らしてくれます。

光がまんべんなく広がります
こちらは、壁際に吊るした状態の配光を撮影したモノ。明るい部分で露出を決定しているため、暗く感じる点にはご注意くだされ。

真上以外のほとんどの方向に光が広がっているのがわかるかと。特に横方向が強く、内部では面実装のLEDが横向きに配置されているのかもしれません。

本体は乳白色の樹脂製なので、LED特有の刺さるような眩しさはなく、良い感じで拡散された光となります。もちろん、点灯状態を直視すればそれなりには眩しく感じます。

装備的なところとして、後端部にはDリング的なパーツが装備されており、ヒモやS字フックで吊るすことができます。何ならUSBケーブルを使って吊るすのでもOK。これなら適当な場所に引っ掛けるだけで良く、何の準備もいりません。まぁ、電源ケーブルなので吊るし用に使うのは非推奨な訳ですが。

LEDの色温度は6000Kということで、いわゆるクールホワイトな感じ。後日電球色が登場するようですが、いま(2017/09/19現在)のところ販売されているのは6000Kモデルのみとなっております。

長時間点灯すると、LEDや基板が入っている根本の辺りで発熱がありますが、ヤバそうな雰囲気ではありません。特別な放熱の仕組みがある訳ではなさそうですが、パワーを控えめにして発熱を抑制しているのかも。

そんな感じで、暗所での作業用としてはもちろん、非常時の照明としても活躍してくれそうなアイテムでありました。個人的には満足度高め。

購入に関してですが、冒頭のリンク先が直販ショップとなっており、そちらで買えますが、楽天市場およびAmazon.co.jpにも直販ショップがありますので、こちらを利用するのもよろしいかと。



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