さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

2017/05/26

DCプラグをUSB PD化してみる(テスト編)

昔のデバイスでは一般的
さまざまなデバイスがUSB給電へと移行する昨今、レガシーなDCプラグを使用する給電方式も根強く残っております。ウチで言えば、Bluetoothスピーカー"SC-NA10"がそのひとつ。

いわゆる充電式ポータブルスピーカーなのですが、内蔵バッテリへの蓄電には外径5.5mm内径2.1mmのDCプラグが付いた出力12VのACアダプタを使用します。

専用のACアダプタでコンセントをひとつ消費してしまうのもシャクなので、必要が生じるたびに接続しておりました。正直、これは面倒。けれども、代替手段を思い付くこともなく時が流れて行きました。

ところが最近になって、12Vを出力することができるXiaomiのUSB PDなACアダプタ"CDQ02ZM"、およびUSB PDのトリガー機能を備えた超高機能版USB電圧・電流チェッカー"Kotomi Pro"を入手し、何となく上記の問題が解決できるかもしれない雰囲気となってまいりました。

すなわち、"Kotomi Pro"によって"CDQ02ZM"から12Vを引き出し、それをDCプラグに変換して"SC-NA10"の充電ジャックに接続する、ってなイメージ。

"SC-NA10"の立場からすると、単純に12V電源が接続されただけの状態であり、普通に充電されるハズ...という目論見です。

幸いにしてUSB-DCプラグなケーブルは手元にあったので、何かを買い足す必要もナシ。これを試さない手はありません。ということで、サクッとセットアップしてみました。

12Vでの給電に成功
こちらが充電中のワンシーン。"SC-NA10"のバッテリインジケータが点灯して充電中であることを示しています。

写真の状態とは異なりますが、USB PD電源の場合、最大11.96V 0.47A(約5.6W)での充電となりました。。一方、純正のACアダプタを使用した場合、最大12.15V 0.49A(約6.0W)といった雰囲気。

純正ACアダプタでの充電と比べ、USB PD電源の場合には電圧・電流ともに若干少なめとなりますが、致命的な違いとは言えず、そのまま運用しても問題はなさそう。ただ、少々充電時間が長くなる可能性はあります。

動作的には、いずれも序盤から終盤に差し掛かるまで電流値は安定しており、フル充電が近くなると徐々に減少するという一般的なモノでした。

そんな感じでテスト的には大成功。方向性が間違っていないことは確認できたので、この方式でDCプラグをUSB PD化する目処が立ちました。

現状でも一応は機能するカタチになっておりますが、バラック組みな状態のため使い勝手は最低。見た目にも美しくありません。

次のフェーズでは、USB PD-DC変換アダプタであると断言できるレベルの完成度を目指したいところ。まだ素材を手配している最中なので、公開はしばらく先になりそうですが...。



…続きを読む»

2017/05/22

[Android] プレフィックスplusを試してみる

発呼時の選択ダイアログ
携帯電話による通話と同等の品質を保ちつつ、お値打ちな料金を実現するプレフィックス型通話サービス。通話にかかるコストがほぼ半額となることもあり、便利に使っております。

事前契約は必要となりますが、普段の利用時には電話番号の前に指定された数字(プレフィックス)を付加するだけでOK。その手間を省くため、発呼の際に自動でプレフィックスを付加してくれるアプリを用意しているベンダーもあります。

が、それらの専用アプリはデザインや機能が気に入らないことが多く、当方では発呼処理に割り込みをかけてプレフィックスを付加するアプリを使っております。この方式ならば、お気に入りの電話(帳)アプリをそのまま使えるという訳です。

そのためのアプリとして、これまでは"MultiPrefixer"を使っていたのですが、少し前から問題があってAndroid7.1以降での動作が止められておりました。これがなかなか解決しないらしく、とりあえず別のアプリに乗り換えてみることに。

今回選んでみたのは、シンプルさがウリの"プレフィックスplus"というアプリ。設定も使い方も簡素ではありますが、当方が必要とする機能は網羅されております。Android7.1.2での動作も問題なさそうな雰囲気。

こちらも発呼処理に割り込みをかけるタイプとなっており、動作のイメージとしては"MultiPrefixer"とほぼ同等。大きく異なるのは、すべてが手動である点です。

"MultiPrefixer"のようにプレフィックス不可な場合や除外リストの番号を自動的にスルーしたりする機能はありません。"プレフィックスplus"の場合、基本的にはダイヤル時にプレフィックス型サービスを使うか否かを選べるだけ。その分、シンプルになっている訳です。

そんなこんなで、ここからは設定のお話。以下のスクリーンショットが実際の設定画面となります。

自分向けにカスタマイズした後の内容になっておりますが、デフォルトでは"楽天でんわ"、"みおふぉん"、"非通知"の3つが設定されております。非通知は、電話番号を相手に通知したくない時に使用するプレフィックスであり、料金が安くなるサービスとは関係ありません。

設定画面はこれだけ
そのサービス名をタップすれば編集/削除が可能。新規で追加する場合には画面下部の"プレフィックスを追加"ボタンを使用します。入力する内容も、サービスの名称とプレフィックス番号だけなのでえらく簡単。

オプションとしては、通話履歴からプレフィックスを削除する機能と選択ダイアログを画面下部に表示する機能の2つが用意されております。

自分が使用するサービスを入力したら、最後に最上部にある"アプリを有効にする"にチェックが入っているのを確認します。以上で設定は完了。

ここで当方の設定に関する説明を少々。上記スクリーンショットを見てのとおり、"楽天でんわ"と"G-Call"の2つを登録しておりますが、これは状況に応じて2つのサービスから選択するため。

いずれも通話料金がほぼ半額となる訳ですが、"楽天でんわ"はナンバーディスプレイに対応している、"G-Call"は非課税なので料金がちょっとだけ安い、という特徴があります。このため、状況に応じて使い分けていると。

ナンバーディスプレイ対応が求められる場合のみ"楽天でんわ"を使えば良いのですが、事前にそれを知ることは困難。さらに、ルールを単純化することで使い勝手を良くするため、固定電話宛てなら"楽天でんわ"、携帯電話宛てなら"G-Call"と決め打ちしている次第です。

で、実際にダイアルした状態が本ページ冒頭にあるスクリーンショット。この場合、03の市外局番から始まる固定電話なので、選択ダイアログの"楽天でんわ(固定電話向け)"をタップすれば良いことになります。

なお、"なし"のボタンは、プレフィックスを付加せずSIMの回線をそのまま使用するという意味。緊急通報(110/119など)やフリーダイヤル、特定の条件で通話料金がディスカウントされるサービスなどで使用します。

何らかの理由で電話自体を中止したい場合、ナビゲーションバーの戻るまたはホームのボタンを使用すればOK。選択ダイアログと一緒に電話(帳)アプリが終了となり、発呼されることはありません。

と、そんな感じで設定も使い方もシンプルな"プレフィックスplus"。「複雑かつ面倒な設定はご勘弁。毎回手動で選べればOK」という方にお勧めなアプリでありました。



…続きを読む»

2017/05/17

Kotomi Proを試してみる

TFTカラー液晶ディスプレイを搭載
USB PDな電源の詳細を知りたいと思った場合、USB PD snifferと呼ばれるプロトコルアナライザを使うのが確実です。

けれども、既製品はちょっとお高く、自作するにもLinux環境を用意する必要があり、ちと面倒。さらに、単機能の自作デバイスはすぐに飽きてしまい、ジャンクボックス行きとなる未来を想像するのは難しくありません。

でも、やっぱり知りたい。そんな問答を悶々と繰り返していた訳ですが、先日のこと"Kotomi Pro"と呼ばれる超高機能版のUSB電圧・電流チェッカーに似たような機能が搭載されていることを知りました。

が、このアイテム、国内はおろか英語圏での販売すらありません。唯一あるのはタオバオのみ。少々悩んだのですが、中国語でのコミュニケーションは不可能であると判断し、代行業者を通じて購入してみました。ちなみに、費用の合計はコミコミで6,500円ほど。

なお、製品にはマニュアル的なモノは一切付属せず、(おそらく中国語の)マニュアルをダウンロードするためにはアリペイのアカウントが必須。しかも、それを取得するためには外国人証明としてパスポートの情報を開示しなければなりません。

さすがにそこまでしたくはないので、当方では手探りで使い方を解析しております。そんな雰囲気となっておりますので、使うにはそれなりの覚悟と気概が必要だったりします。

この"Kotomi Pro"、各種充電規格のトリガー機能を備えていたり、AppleのMFi認証ケーブルをテストできたりするなど、かなりの高機能ぶり。ではありますが、ここではUSB PDにフォーカスさせていただきます。作業の手順を再現する形で記述しますので、操作の雰囲気など感じていただけますれば。

その前に基本的なコントロールスイッチの操作方法を少々。"Kotomi Pro"には押し込みと左右の傾きを検知するダイヤル型の3接点スイッチが採用されており、押し込みはEnterキー、左右の傾きは矢印キーとして機能します。

すなわち、ダイヤルを傾けて項目を選択し、押し込んで決定する、ってな感じの操作感。スイッチを2回連続で押し込む"ダブルプッシュ"で前画面に戻ることができます。

前置きが長くなりましたが、ここからは実際の使い方。USB PDな電源を"Kotomi Pro"のUSB Type-C入力に接続すると起動し、ほどなく画面には出力に関する各種データが表示されます。

この状態でスイッチを左に傾けると急速充電のトリガーモードに移行します。まずは意思確認の文言が表示されるので、"Confirm"にカーソルを合わせてスイッチをプッシュ。

すると赤点滅で"Don't plug-in any devices except the being-triggered guy!!"(意訳:目的とする充電規格に非対応のデバイスを接続してはいけません)とアラートが表示されます。そのまま少し待つか、スイッチを同方向に2回ほど傾けるとテストの選択画面へと移行します。

ここではさまざまな項目が並んでおりますが、目的はUSB PDなので"Power Delivery"までカーソルを移動させてスイッチを押し込めばPDO(Power Data Objects)の読み込みがスタート。一瞬画面が真っ暗になり、すぐに結果が表示されます。

PDOの一覧
実際の画面はこんな感じ。USB PDな電源が通知してきたPDOをリスト形式で一覧することができます。

ここでボタンを押し込むと次の段階へと移行しますが、問答無用で給電が開始されるフェーズなので要注意。"Kotomi Pro"のOut側に非対応デバイスが接続されていた場合、高い確率で壊れます。

上記画面のPDOのリストでは頭に番号が付加されておりますが、1からスタートしてボタンを右に傾けるごとに2→3→4→5と切り替わります。途中で左に傾けると若い番号方向に切り替わります。なお、"ダブルプッシュ"で初期画面に戻った場合でも、選択した電圧はそのまま維持されますのでご注意を。

この時、"Kotomi Pro"のOut側に電子負荷装置を接続すれば、USP PDな電源が仕様どおりに出力できるのかを確かめることもできます。もちろん、スマホやタブレットなど実際のデバイスを接続してもOK。ただし、間違った操作をするとそれらが壊れます。

いまのところは適当な電子負荷装置を持っていないので、その辺はまた別の機会にでも。なお、何も接続しない状態でも出力電圧だけは確認できるので、安全に様子を見ることができます。

負荷テストは大げさかもしれませんが、PDOを見るだけでも結構役立ちます。パッケージや筐体に記載された出力の情報とPDOを照合することで、その製品の素性を知る手がかりになったり。

両者はイコールであることが当たり前ですが、中にはそうでないモノもあります。例えばこんなのとか。

今回使用したサンプルはXiaomiのUSB PDな電源"CDQ02ZM"のモノですが、仕様として公開されている情報とPDOが合致しており、その意味ではまともな製品であると言える訳です。

USB PDな電源のチェックだけでもこれだけ使える"Kotomi Pro"。マニアックな機能が山盛りですが、もちろん一般的なUSB電圧・電流チェッカーとしても機能するため、日常的にも便利な一品です。

使い方によっては接続されたデバイスを壊しかねない危険なツールですが、それは高機能であるがゆえの諸刃の剣。自己責任において遊ぶおもちゃとしては非常に満足できるシロモノでありました。



…続きを読む»

2017/05/13

ショートタイプのメガネ型2Pコードを試してみる

全長はわずか20cm
着脱可能な電源コードの接続部分に使用されることの多いメガネ型2Pプラグ。AV機器やゲーム機、ノートPCのACアダプタなどで良く見かけます。

特に携帯性を重視するノートPCにおいては、パッキングしやすい着脱式の電源コードは便利な存在。が、固定設置での利便性を考えると、どうしてもある程度の長さが必要となります。

このため、その長さを持て余してしまうこともあったり。例えば、旅行や出張でノートPCを持参する場合、当然のごとくACアダプタも必要となる訳ですが、こうしたシーンにおいてはそれほど長い電源コードを必要としません。

さらに、まとめた電源コードは結構かさばり、収納スペースを圧迫してしまいます。そんな時に威力を発揮するのがこちらの写真のアイテム。ショートタイプのメガネ型2Pコードで、見てのとおりの短寸なのでその分コンパクトに携帯できる、という単純明快な品です。

このほか、「狭いスペースにACアダプタを設置したい」、「余ったコードが床を這い回るのは勘弁」なんてな場合にも便利だったりします。当方の場合は先日設置したケーブルボックスの有効活用が主な目的。

ガジェット系電源の整理・整頓を目指して導入したケーブルボックスですが、ひとつだけ収まらないアイテムがありました。それは、地デジ専用レコーダーとして便利に使っているPS3のコントローラ用充電器である"CECH-ZA1J"。

いわゆるUSB電源ではあるのですが、擬似的なホスト機能を備えた変態仕様となっており、一般的なUSB-ACアダプタで代替することができない厄介なシロモノです。しかも、メガネ型2Pプラグを使用するタイプとなっており、それなりに長い電源コードが付属します。

こちらがメガネ型2Pソケット
これを無理やり収めることも可能ではあるのですが、ケーブルボックスがカオスな状況になってしまいます。ということで、電源自体はケーブルボックス内のタップから取るものの、ACアダプタ本体は外部に露出しておりました。

どうせならこれも収めたい、と思うのが心情。ということで、短い電源コードの利用を思い付いた次第です。

で、実際に使用してみた結果ですが、期待どおりの仕上がりに。電源コードがケーブルボックスの中でうねることもなく、スマートに収めることができました。

アダプタや電源コードにアクセスしたい場合でも全部を引っ張り出す必要はなく、目的の場所にすんなりアクセスできる空間も確保されております。

何より、通気の状態に大きな変化はなく、丸めたり結束したりする必要がないので電源コードの発熱的にも安心・安全。

ケーブルボックスには、入力側で2本、出力側で5本と、それなりに多くのケーブルが出入りする煩雑な状況となりましたが、見た目に関して以前よりはスッキリした模様。そんな感じで結構使えるアイテムでありました。

ちなみに、今回導入したのはサンワサプライの"KB-DM2L-02"という品。楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じの価格で販売されております。心に響くモノがある方にはぜひお試しを。



…続きを読む»

2017/05/08

Joy-ConをAndroid端末に接続してみる

AndroidでJoy-Conを利用
Nintendo Switch用のコントローラであるJoy-Conは、Bluetoothによるワイヤレス接続で本体と通信するHIDデバイス。なので、PCを始めとしたさまざまな機器で利用できる...ハズ。

また、最近のAndroidではジョイスティックやゲームパッドが標準でサポートされており、Joy-Conが使える可能性もかなり高そうな雰囲気です。

ということで、差し迫った必要性は感じていないのですが、興味本位でAndroid端末とJoy-Conとの接続を試してみることに。テストのベースには、Nougat(Android7.1.2)をインストールしたスマホを用意してみました。

まずはペアリング/接続から。Joy-ConはBluetoothデバイスとして素直な作りらしく、一般的な方法でAndroid端末とペアリングすることができます。始めに端末のBluetoothをONにして、Joy-ConのSL/SRボタン間にあるリセットボタンをプッシュ。すると、Joy-ConのLEDインジケータが流れるように点滅します。

ほどなく、端末の画面上にJoy-Con(R)またはJoy-Con(L)が接続可能なBluetoothデバイスとしてリストアップされるので、これをタップすれば接続が完了。

ウチの環境だけかもしれませんが、なぜか接続完了後もLEDインジケータの点滅が止まりません。それでも、ホーム画面やドロワー内でJoy-Conの操作が反映されており、一応問題なく接続している様子。

接続後のJoy-Conですが、アナログレバーが右側に位置するように両手で横持ちするレイアウトになっているようです。が、一部ボタンが変な感じ。Joy-Conの右側にひし形で配置されているボタンの下が"選択"で、右が"キャンセル(戻る)"となっております。

その他のボタンもどのようなキーアサインになっているかわかりませんが、闇雲に押して変なことになるのも困ります。ということで、接続中のゲームパッドやジョイスティックのキーアサインを視覚化する"Gamepad tester"というアプリをダウンロードしてみました。

その名のとおり、どのボタンが何の機能を持つのか簡単に知ることができるツールで、とりあえずキーアサインを見るだけならroot権限は不要です。

ボタンの割り当てを確認
使い方は簡単。Joy-Conなどのコントローラ系デバイスを接続してからアプリを起動し、すべてのボタンやレバーを操作します。

こちらのスクリーンショットは、Joy-Con(R)での使用例。操作したボタンやレバーの情報が画面上にリスト化されております。

同じボタンを2度押ししてもリスト内で重複することはなく、緑の反転表示になるだけ。なので、Joy-Conで物理的にプリント/刻印されたボタン名とAndroidで認識される情報を見比べながらチェックできます。

ちょっとややこしいのですが、Joy-ConのXボタンはAndroidにおいてBボタンであると認識されます。Joy-Conを横持ちした場合、この位置にあるのはAボタンとして機能するのが一般的。が、AndroidではBボタンとして機能するため、"選択"のつもりでボタンを押すと"キャンセル(戻る)"が実行されてしまう訳です。

ということで、ペアリング/接続は簡単に行えますが、そのままでは使用に耐えない感じとなっております。で、この"Gamepad tester"にはキーアサインの変更機能(要root権限)が用意されており、変更したいボタンの行をタップすることで別の機能に置き換えることができる...らしいのですが、ウチの環境では上手く動きません。

最終段階のファイルの書き込み時にエラーが発生してしまいます。他の端末でも試してみましたが、ハードというよりはOSのバージョンに依存した問題であるのかもしれません。

とは言え、現状を確認するだけでも充分に有用なツールであると判断し、ネタとして掲載してみた次第でありました。他のアプリを使用したキーアサインの変更に関しては、また別の機会にでも。

なお、AndroidとペアリングしたJoy-ConをNintendo Switch用に戻すには、ドックから外した起動中の本体に装着するだけでOK。自動的にペアリングされ"登録しました"的なメッセージが画面左上に表示されます。そんな感じでお手軽に試せますので、興味のある方はぜひ。



…続きを読む»

2017/04/29

Amazon.co.jpの2段階認証を設定してみる

設定は簡単に行なえます
通販サイトとしては安全・安心なイメージが強かったAmazon.co.jp。最近ではマーケットプレイスの仕組みを悪用した詐欺行為が流行しているようです。

発送元が外国であったり、新規の出店であったり、最後の評価がずいぶん前の日付だったり、妙に安値だったりと、少しでも怪しさを感じる商品には手を出さないのが最も効果的な自衛手段。「君子危うきに近寄らず」が正解な訳です。

万一詐欺られた場合でも支払った代金は補填されますが、抜かれてしまった個人情報はどうしようもありません。くれぐれもご注意を。そんな感じで状況的にはよろしくないのですが、セキュリティを再考するには良い機会です。ということで、今まで未使用だった2段階認証を有効化してみることに。

Amazon.co.jpにおける2段階認証はGoogleなどが使用しているそれと同じで、ユーザIDおよびパスワードに加え、他のデバイスに送られたセキュリティコードを入力することでサインインできるという方式。

除外デバイスとして登録すればパスワード認証のみでサインインすることもでき、日常的に使用しているデバイスにおいては使い勝手が悪化することもありません。そんな2段階認証の設定は以下の3ステップで簡単に行えます。

(1)セキュリティコード受信デバイスの登録・確認
(2)バックアップ手段の登録・確認
(3)必要であれば除外デバイスの設定

(1)で選択できるのはSMS(ショートメッセージサービス)対応デバイスかGoogle認証アプリのいずれか。音声通話またはSMSに対応したスマホであれば問題なく使えます。純粋なデータ通信専用SIMを挿したスマホの場合は認証アプリを使用することになります。

(2)も必須の項目。(1)で認証アプリを選んだ場合、バックアップ用として認証アプリを使うことはできません。また、(1)と(2)に同じデバイス上のSMS機能と認証アプリを指定することも可能ですが、スマホが完全に壊れた場合を考えてやらない方がよろしいかと。

バックアップの手段として最も安心かつ確実なのは固定電話です。自動音声で読み上げられるセキュリティコードを聴きながら入力するだけなので、遠慮や心配は無用です。

(3)はオプション扱い。設定に使用したデバイスを2段階認証の除外デバイスとしてあらかじめ登録することができます。あとでサインインの際に除外デバイスとして指定することもできるので、このステップはスルーでもOK。

これで安心
すべての設定後にはこちらの画面が表示されるので、内容を確認しておきます。"無効化"ボタンを使用すれば2段階認証の解除や最初からの再設定も可能。

なお、世の中にはサインイン時にセキュリティコードの入力画面が表示されないデバイスもあるらしく、そうしたデバイスを使用する場合、パスワードの入力フィールドにてパスワード+セキュリティコードの文字列を一緒に入力することでサインインが可能となります。

この2段階認証が効果を発揮するのは不正なサインインの防止であり、冒頭で出てきた詐欺行為に対する抑止力にはなりえません。が、不正なサインインさえ許さなければ、アカウントを乗っ取られて詐欺行為に名義貸しするような最悪の事態は防ぐことができます。

また、他のサイトと共通で使用しているパスワードが流出してしまった場合でも、2段階認証が設定されていれば心配無用。落ち着いてパスワードを変更するなどの対処が行なえます。

デメリットがあるとすれば、普段と違う環境でサインインしようとした場合にひと手間増えるのと、セキュリティコードを受け取るデバイスとバックアップの両方が同時に使用不可となった場合にすごく面倒なことになる、の2点ぐらい。

そんな感じなので、Amazon.co.jpを利用するのであれば設定しておいて損はありません。不便に感じたら取り消せば良いだけの話なので、とりあえず試してみていただきたいと思う今日このごろでありました。



…続きを読む»

以前の投稿へ ホームへ