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[A100] ROM Manager(とCWM)をインストールしてみる

2012年3月23日  2013年5月5日 
A100にROM Managerをインストール
先日の事ですがいつものxdaにて『ICONIA TAB A100』のブートローダーをunlockするというネタが公開されました。

その後、『ROM Manager』(とCWM)をインストールするツワモノが現れてその方法を公開してくれたので、さっそく当方でも導入してみることに。

結論から先に書いてしまうと、とりあえず『ROM Manager』(とCWM)はインストールはできましたし、ROMのバックアップも取れました。が、見た目や動作などに少々の問題があるため、待てるのであればもう少し様子を見た方がよろしいかもしれません。

なお、端末のroot化やブートローダーの書き換えなど、やばい話がてんこ盛りなので、実行しようという方は自己責任でひとつよろしくお願いしたく。

作業の前提として端末のICS化ならびにroot化が必須となりますが、ここでは割愛します。リーク版ICSなA100のroot化に関してはこちらの投稿をご参照くだされ。ちなみに、今回の作業にはWindowsPCが必要となります。

ということで、まずはブートローダーのunlockから。xdaのこちらのスレッドの冒頭にリンクされいている「Fastboot&Recovery.zip」をダウンロードして適当な場所に展開します。

ブートローダーをunlock
続いてフォルダ内にある「install-eng.bat」を実行。リブート後にA100の画面に2つのアイコンが表示されます。ひとつは錠前で、ひとつ出口となっております。

機能は見たまんまで、錠前アイコンを選択すればunlockを実行、出口アイコンを選べばそのまま何もせずに終了となります。もちろん、錠前アイコンを選択します。

ボリュームのマイナス(回転ロックスイッチ側)でアイコンの選択、ボリュームのプラスを押すと実行されます。ボーと見ているとタイムアウトしてしまうので、気持ち急ぎ目で。もし、タイムアウトしてしまったら、再びバッチファイルの実行からやり直せばOKです。

これでブートローダーのunlockは完了。ブート時に緑色のacerロゴがおかしな位置に表示され、さらに次の瞬間表示が乱れて焦りますが、これはA200用のブートローダーを使用しているからと思われます。これが1つめの不都合。実害はありませんが、気になります。

引き続き『ROM Manager』(とCWM)のインストールなど。元ネタはxdaのこちらのスレッド...だったのですが、内容が更新され、現在ではまったく異なる方法が紹介されております。この辺の情報はこちらにまとめました。一旦そちらの投稿もご確認いただき、注釈部分(***で囲まれた部分)を脳内で置き換えてくだされ。

***ここから古い情報***
まずは、acertabletforumという掲示板のこちらのスレッドにリンクされている「AcerA200 SimpleTool V1.zip」をダウンロードして適当な場所に展開。で、フォルダ内の「AcerA200SimpleTool.bat」を実行します。

対話式で処理を進めます
実行するとこちらの画面が表示されます。このツールでは、質問に答える形で処理が進みますので、希望する処理の番号を選択していきます。

最初の質問には「1. yes 」を選択。引き続き「OK what do you want to do?」と聞かれるので「3. install ClockWorkMod Recovery only...」を選びます。

すると「is the bootloder unlocked?」と聞かれますので、「2. yes 」を選択するとClockWorkMod Recoveryがインストールされます。
***ここまで古い情報***

次は、Playストアから『ROM Manager』をインストール。

さらに『ROM Manager』を起動し、メニューの一番上にある「ClockWorkMod Recoveryを導入」を実行します。冒頭のスクリーンショットのように「携帯端末の種類を確認」としてA100が表示されていることをチェックしましょう。

その後「A100はオフィシャルサポート外でっせ(超意訳)」と注意されますが、気にせず「はい」を選択します。これによりCWMのバージョンを自分で選ぶことになりますが、「3.x+」を選択すればOK。これですべての作業が完了となります。

後は自由自在...なのですが、カスタムROMがない現状、できることはバックアップぐらい。という訳でROMのバックアップを取ってみます。『ROM Manager』メニューの中ほどにある「現在のROMをバックアップ」から実行します。

なお、バックアップは20分以上かかるので、バッテリ残量に不安がある場合にはACアダプタを接続しておいて方がよろしいでしょう。そんなこんなでバックアップが完了すると端末が勝手にリブートされます。

起動後に再び『ROM Manager』を起動して、「バックアップの管理とリストア」からチェックしてみると...何も表示されません。

これが2つめの不都合。他のファイル管理アプリではきちんとバックアップが存在し、「ClockWorkMod Recovery」のレストアメニューにも表示されるので大丈夫かとは思いますが。

そんな感じで少々不安が付きまとう一連の作業でありました。が、普通に使う分にはとりあえず問題はなさそうです。

***Edit***
カスタムROMをインストールするための前準備をこちらにまとめてみました。



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