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2015/07/10

ニポンその後

光る給水器
光触媒の作用で容器に溜めた水を清潔な状態に保ってくれるという"ニポン"。これをネコ用の循環式給水器であるピュアクリスタルに導入して、かれこれ4ヶ月が経過しました。ので、現在までの経緯などを簡単にご報告など。

当初は効果の程がよくわからなかったのですが、しばらしくてそれが明確になりました。ネガティブな方向として、ですが。

いつものように定期メンテナンスをしようとしたところ、フィルターの一部がピンク色になっているのを発見。「ナニゴト!?」と他の部分もチェックしてみると、水を貯める容器の隅にもピンク色のヌメリがありました。

その正体ですが、風呂場などで良く見かけるロドトルラという酵母のコロニーである様子。これ自体、感染症の原因になったりなどの直接的な害はないようですが、かと言って放置して良いモノでもありません。

さらにチェックを進めると、あろうことか"ニポン"のケースでもロドトルラの繁殖を確認。これは光触媒がまったく機能していなかったことを意味します。

"ニポン"自体の効果を疑いたくなる状況ではありますが、その前に環境的な要因も考える必要があります。それは、導入時にも気になっていた光量不足。

光触媒が機能するためにはそれなりの光が必要となる訳ですが、当方の設置状態ではそれが足りなかった可能性があります。まず、この辺をハッキリとさせるため直接的に光を照射してみることに。

急な案件だったので、とりあえずLEDライト機能を備えたモバイルバッテリで照らしっぱなしにしてみました。徹底的なクリーニングの効果もあったと思われますが、これ以降ロドトルラの繁殖は見られません。

どうやら直接照射は一定の効果がありそうな雰囲気。なので、このまましばらく続けようと思ったのですが...LEDがギブアップしてしまいました。たった100時間ほど連続点灯しただけで、明らかに初期状態よりも暗い状態に。これだから安物のLEDはいけません。

お手製LEDライト
ということで、USBのバスパワーを電源として光るLEDライトを作ってみました。LEDには信頼性が高そうな日亜化学工業のNSPW510HS-K1を使用。定格の20mA程度流れるよう、抵抗には110Ωをチョイスしました。

写真は半完成の状態で、この後の工程として熱収縮チューブでの仕上げ作業が残っております。

ちなみに黒いグルグルはケーブルを曲げた状態で固定できることを期待して、ビニールタイを巻き付けたモノ。結果的には効果ナシでしたが。で、このLEDライトをモバイルバッテリで運用すれば、低消費電力ということもあり、かなりの時間メンテナンスフリーで運用できるハズ。

...ってな目論見だったのですが、思わぬところに罠が。ほとんどのモバイルバッテリには電流値が極端に低くなった場合に充電完了であると判断して給電を停止する、いわゆる過充電防止機能が搭載されております。

どうやら、製作したLEDライトは低消費電力すぎるため、この機能が働いてしまう様子。モバイルバッテリに射し込めば点灯はするのですが、数十秒で消灯してしまいます。

かろうじてニッケル水素充電池用のUSB給電&充電器にはこの機能がないらしく、こちらでは使用可能でした。なので、現在はこれを電源として運用中。その様子が冒頭の写真であります。

ただ、USBポートの定格である5Vまで昇圧して、その後LEDのために降圧するという無駄な変換により効率的には最悪。ということで、今後は別のシステムに変更する予定です。

まだ構想段階ですが、USB電源には見切りをつけて、リチウムイオンの生セル1本と抵抗器、そしてLED1個という最小限の構成で効率的かつメンテナンスフリーなシステムを考えております。

で、話を"ニポン"に戻します。導入後の4ヶ月間で発生した問題はロドトルラの繁殖のみ。特にLED連続照射を開始してからは、他の雑菌も含めてカビやヌメリの発生は確認できておりません。

基本的な環境は変わっていないため、再び何かが発生する可能性は高いハズ。にもかかわらず、それがないのは"ニポン"の投入にそれなりの意味があったのかも。と、そんな風に感じた"ニポン"導入の後日談でありました。

***Edit***
LED装置を改良してみました。興味のある方はこちらからどうぞ。



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