タッチパネル専用ゲームをPS3コントローラで遊んでみる
本アプリはIMEとして動作するため、キーボード入力によるコントロールがサポートされたゲームにおいては、快適に使用することができます。
ところが、左側で方向コントロール、右側でショットなどのボタンという従来型コントロール様式が採用されている場合でも、Android向けに作られたゲームでは、タッチパネル上のバーチャルゲームパッドのみで操作可能というモノが多く見られます。
いかに『Sixaxis Controller』と言えどもこれらのゲームでは役に立ちませんでした。「仕方のないこと」と諦めていたのですが、最近になってタッチパネル・エミュレーション機能が搭載された模様。なので、テストがてらその辺を軽くご紹介したいと思います。
サンプルとしてウチの『ICONIA TAB A100』にインストールしてあった(って自分でした訳ですが)『マミのドキドキ ティロ・フィナーレ』をPS3用コントローラで遊べるようにしてみます。
ここでは、すでに『Sixaxis Controller』が使えるようになっていることを前提に話を進めます。インストール方法に関してはこちらの投稿をご参照くだされ。
まずは、事前準備としてゲームのスクリーンショット撮影から。これは、ボタンなどの位置を把握するのに使用します。
直接タッチパネル上に印を付けるというワイルドな方法でもなんとなるので、その辺は適当に。準備ができたら、ここから本題。設定に入ります。
『Sixaxis Controller』のメニューから「Preferences」→「Touch Emulation」→「Edit Touch Profiles」へと進むと、「Double tap for menu...」と表示されたグレーの画面が出現します。
書かれた通りに画面をダブルタップするとメニューが出現するので、「Change Background」からボタン類の位置決め用スクリーンショットを指定します。
画像が読み込まれると、メニューバーが2段ある不思議な画面が表示されますが、スクリーンショットに写り込んだメニューバーが表示されているだけですのでご安心を。ただ、このままでは都合が悪いので、サイズを調整します。
画面をダブルタップするとメニューが表示されるので「Edit Background」を選択し、画面中央下に表示された下向きの矢印を押して画像の下部分を伸ばします。スクリーンショット側のメニューバーが隠れる感じで。問題なければバックボタンで設定に戻ります。
後はボタンやアナログスティックの機能を貼り付けていくだけ。「Add Button」から必要な機能を選択すると、機能名が書かれた「○」が画面中央に出現します。これをズリズリと目的の場所まで移動すればOK。
アナログスティック機能を割り当てた場合、外側にリングが表示されます。このリングをスライドさせれば範囲(サイズ)の大小が調整可能となっております。
こちらがボタン類を割り振ってみた画面。若干ずれているのは、設定と実際のプレイを行き来しつつ調整した結果です。
なお、設定内の「Button Properties」を使えば、ボタンにスワイプを割り当てたり、スティックの感度や遊び量を調整することができます。
設定が完了したら、メニュー内「Save Profile」で保存するのをお忘れなきよう。実際にこのプロファイルを適用するには、『Sixaxis Controller』の初期画面の右側列にあるボタン「Active Touch Profile」にて作成したプロファイルを指定してあげればOKです。
参考までに今回作成したプロファイルをこちらに置いておきますので適当にご利用くだされ。zipで固めてありますので、「mami-doki.map」を取り出し、/sdcard/data/com.dancingpixelstudios.sixaxiscontroller/profiles/に入れれば使用可能となります。
上記プロファイルはゲーム中のコントロール限定で作ってあります。なので、「スタートボタンを押す」などはタッチ操作で行ってくだされ。
このゲーム、タッチパネルでの操作が無駄に難易度を高めており、物理コントローラの使用は攻略の手段としても有効です。ゲームをクリアできないとお嘆き方にもオススメです。
***Edit***
アプリのバージョンアップに伴いプロファイルを変更しました。左スティックで照準、×でジャンプ、○でアタックの操作は同じですが、□で技選択、△で技発動というキーアサインになっております。
***Edit2***
ボタンやレバーの位置合わせに悩んでいるユーザにはこちらの投稿が役に立つかもしれません。
コメント
勉強になります
あとは右スティックをマウス的に使えれば
メニュー操作もできますね
ゲーム内では厳しいモノがありますが、仰るとおりメニュー操作は快適に行えます。